2023.06.18

女子日本代表が100点ゲームでデンマークを相手に3連勝…6連覇を目指すアジアカップに弾み

デンマーク代表との三井不動産カップを3連勝で終えた女子日本代表 [写真]=野口岳彦
バスケ情報専門サイト

 6月18日に高崎アリーナで「三井不動産カップ2023(高崎大会)」第3戦が行われ、女子日本代表(FIBAランキング9位)がデンマーク代表(同52位)と対戦した。

 3連勝を目指す日本は過去2戦同様、山本麻衣(トヨタ自動車 アンテロープス)、林咲希(富士通 レッドウェーブ)、赤穂ひまわり(デンソー アイリス)、馬瓜ステファニー髙田真希(デンソー アイリス)の5人が先発を務めた。

 髙田の得点で試合が始まると、赤穂、林、馬瓜が続き、第1クォーター開始3分20秒の時点で9-0。相手のタイムアウト後から得点が止まったが、山本の得点で悪い流れを断ちきると、星杏璃(ENEOS サンフラワーズ)の“3点プレー”やオコエ桃仁花(ジーロング・スーパーキャッツ/オーストラリア)の連続得点などもあり、26-11と13点のリードを奪った。

 続く第2クォーターは開始2分5秒に宮崎早織(ENEOS)が3ポイントでチーム最初の得点を挙げ、髙田や山本も長距離砲を沈めた。中盤以降は朝比奈あずさ(筑波大学)がインサイドで加点すれば、馬瓜や山本、宮崎がアウトサイドから加勢。51-23とリードを大きく広げ、ハーフタイムを迎えた。

[写真]=野口岳彦

 第3クォーターも出場選手がバランスよく得点をマークして一気に30点差に。ターンオーバーからの失点や3ポイントで点差を詰め寄られたものの、本橋菜子(東京羽田ヴィッキーズ)と宮崎の得点でつなぎ、75-40と35点差まで突き放した。

 最後の10分間も試合を優位に進め、最終スコア102-49で圧勝。宮崎が4本の3ポイントを含む20得点7アシストを挙げたほか、山本が14得点6アシスト、赤穂が12得点7リバウンド、本橋と馬瓜がともに11得点を記録した。

 三井不動産カップを3連勝で終えた日本は、26日から行われる「FIBA女子アジアカップ2023」で6連覇を目指す。

■試合結果
日本 102-49 デンマーク
JPN|26|25|24|27|=102
DNK|11|12|17|9|=49

女子日本代表の関連記事