2023.06.22
6月18日に高崎アリーナで「三井不動産カップ2023(高崎大会)」の第3戦が行われ、女子日本代表(FIBAランキング9位)がデンマーク代表(同52位)と対戦した。
第1戦に101-39、第2戦に87-63で勝利した日本は、第3戦にも102-49で快勝。3連勝を飾り、26日から7月2日にかけてオーストラリアのシドニーで開催される「FIBA女子アジアカップ2023」へ向けて弾みをつけた。
この3試合すべてでスターターを務めた林咲希(富士通レッドウェーブ)は試合後の会見で、「今日はデンマークとどうやって戦わなければいけないかを全員が理解した上での試合でした。3日間とおして勝ち切れたことは良かったのですが、悪い流れが続いたりすると海外の選手はどんどんついてくるので、コミュニケーションを取りながら、自分たちのいいリズムを試合の中でもっと見つけていきたい。しっかり修正してアジアカップに臨みたいです」と試合を振り返った。
現在のチームスタイルについて、「みんながボールに触るので空いていたらシュートを打つんですけど、私がハンドラーになることもある」と語る林。これまでと同様にシューターとしての強い気持ちを持ちつつも、「ほかにも打てる選手がいるので、自分がハンドラーになって周りを生かすこともできるように」と、攻撃の起点になることにも挑戦している。実際に第2戦では5本の3ポイントを含む18得点に加え、4つのアシストをマークした。
この3日間ではチームメートの得意なプレーの見極めや、いろんなメンバーでの組み合わせを試すなど、チームケミストリーに必要な大きな収穫があったという。「得意なプレーを全員が出し切るべきだと思うので、みんなが“自分をアピールする”という強い気持ちを持って、それにプラスでチームとしてやらなければいけないことを全員ができたらいいかなと思います」。
アジアカップではオーストラリア(同3位)、チャイニーズ・タイペイ(同33位)、フィリピン(同42位)とグループステージで戦う。「アジアカップの中でも自分たちが成長しなければいけない」と語る林は、大会6連覇へ向けて意気込みを語った。
「デンマークはあまりディナイをしてこなかったですが、アジアカップではフィジカルに対して嫌がらず、苦しい時間帯でどれだけみんなが足を止めずに動けるか、精神面も体力面もすごく重要になってくると思います。まずはグループステージ3連戦ですが、みんなで気持ちを高めながら、コートに出た一人ひとりがしっかり意識してやっていけば勝ちにつながっていくと思います」
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