2023.07.02
6月28日にオーストラリアのシドニーで「FIBA女子アジアカップ」のグループ第3戦が行われ、女子日本代表(FIBAランキング9位)が女子オーストラリア代表(同3位)と対戦した。
3連勝で予選1位通過、そして準決勝進出を決めたい日本は山本麻衣(トヨタ自動車アンテロープス)、林咲希(富士通レッドウェーブ)、赤穂ひまわり(デンソーアイリス)、馬瓜ステファニー(モビスター・エストゥディアンテス/スペイン)、髙田真希(デンソー)が先発に名を連ねた。
試合開始から0-8のランを許したが、馬瓜がチーム初得点を挙げると、髙田や平下愛佳(トヨタ自動車)も得点を記録。宮崎早織(ENEOSサンフラワーズ)やオコエ桃仁花(ジーロング・スーパーキャッツ/オーストラリア)もシュートを決め、21-15と6点差で最初の10分間を終えた。
続く第2クォーターも追いかける展開となるなか、山本と林の3ポイントシュートなどで開始3分49秒に27-30。相手のタイムアウト後に山本が立て続けに長距離砲を沈め、33-32と一歩抜け出した。ディフェンスも機能すると、相手を11得点に抑えることに成功。アウトサイドのシュートが決まり出し、44-32と逆転してハーフタイムを迎えた。
第3クォーターは点の取り合いが繰り広げられたものの、山本を中心に開始4分35秒の時点で55-39と16点差。星杏璃(ENEOS)やオコエも加点し、70-51とリードを広げた。
第4クォーターは序盤から赤穂が得点、ブロック、リバウンドと攻守両面で活躍。その後も攻撃の手を緩めることなく、最終スコア91-66で勝利を収め、準決勝進出を決めると同時に、「パリ2024オリンピック世界最終予選(OQT)」の出場権も獲得した。
日本はオコエがチーム最多20得点を挙げたほか、山本が5本の3ポイントを含む19得点、星が15得点をマーク。チーム全体で3ポイントが33本中17本成功の51.5パーセントとアウトサイドが光った。
■試合結果
日本 91-66 オーストラリア
JPN|15|29|26|21|=91
AUS|21|11|19|15|=66
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