2023.07.02
6月27日、オーストラリアのシドニーで「FIBA女子アジアカップ2023」が行われ、女子日本代表(FIBAランキング9位)は女子フィリピン代表(同42位)と対戦した。
前日の初戦は、9点差と拮抗した展開で試合を折り返すも、後半に突き放し94-53と41点差でチャイニーズ・タイペイを撃破した日本。大会2日目も山本麻衣(トヨタ自動車アンテロープス)、林咲希(富士通レッドウェーブ)、馬瓜ステファニー(モビスター・エストゥディアンテス/スペイン)、赤穂ひまわり、髙田真希(ともにデンソーアイリス)がスターターに名を連ねた。
序盤から山本、赤穂が3ポイントシュートに成功した日本。フィリピンにも継続的に得点されるが、日本は巧みなパスパスワークから本橋菜子(東京羽田ヴィッキーズ)が3ポイントシュートを沈めるなどフィリピンを寄せ付けることなく28-14で第1クォーターを終える。
続く第2クォーターも十分な点差を保ち続ける日本は、山本、星杏璃(ENEOSサンフラワーズ)らガード陣が積極的にオフェンスリバウンドに絡み得点を演出した。同クォーター終盤には、東藤なな子(トヨタ紡織サンシャインラビッツ)が交代直後に3ポイントシュートを決めると続けざまにファウルを獲得するなど、短時間で存在感を発揮し49-31と18点リードで試合を折り返した。
Things are often better the second time around 👌#AsiaCupWomen | @JAPAN_JBA pic.twitter.com/kAAkF6L0EH
— FIBA Women's Asia Cup (@fibasiacupwomen) June 27, 2023
迎えた第3クォーター、開始30秒で赤穂がブロックショットに成功すると、そのまま山本と速攻を展開し得点。後半も勢いそのままにプレーする日本は、平下愛佳(トヨタ自動車アンテロープス)、朝比奈あずさ(筑波大学)ら途中出場の若手も得点に絡み66-48で最終クォーターへ。
第4クォーターは、宮崎早織(ENEOSサンフラワーズ)が攻守で活躍。オコエ桃仁花も豪快なブロックでフィリピンに得点を許さない。最後までコンスタントに得点し、強固なディフェンスをコート上で表現した日本が最終スコア95-57でフィリピン相手に快勝。大会2連勝を飾っている。
38点差で勝利した日本は、赤穂がゲームハイの16得点と4リバウンド2アシストをマーク。次いで、山本が15得点4リバウンド、林が11得点、平下が10得点と4人が2ケタ得点に到達。また、出場選手全員が得点に絡み、総力の高さを見せつけた。
■試合結果
日本 95-57 フィリピン
JPN|28|21|17|29|=95
PHI|14|17|17| 9|=57
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