2025.09.25

U16女子アジア杯3連勝でW杯出場決定の日本代表…竹内みやがアシストで大会1位、権藤寧々がスティールで1位タイに

アジアカップで好成績を収めている竹内と権藤[写真]=fiba.basketball
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 現在開催中の「FIBA U16女子アジアカップ2025」はグループフェーズの全日程が終了。U16女子日本代表は見事3戦全勝でセミファイナル進出を決めると同時に、来年開催される「FIBA U17女子ワールドカップ」への出場権を獲得した。個人スタッツを見ると、攻守の要となる2人の選手が素晴らしい成績を収めている。

 オールラウンドな活躍でチームを牽引しているのは、ポイントガードの竹内みや(桜花学園高校)だ。3試合を終えて平均7.3アシストを記録してアシストランキングで堂々の大会1位に輝くと、平均得点でも16.3得点で5位タイ、さらに2ポイントシュート成功率は68.4パーセント(13/19本)で2位にランクイン。ゲームをコントロールする司令塔としてだけでなく、自らも高確率で得点を奪えるエースとして、チームに欠かせない存在となっている。

 一方、攻守両面で存在感を放っているのが権藤寧々(聖カタリナ学園高校)だ。3ポイントシュート成功率53.9パーセント(7/13本)で大会3位につけるシュート力に加え、ディフェンスでは平均2.7スティールで大会1位タイの数字をマーク。アウトサイドからの得点源として、そしてディフェンスの起点としてチームに大きく貢献している。

 まずは1つの目標である「FIBA U17女子ワールドカップ」への出場権を手にした若き日本代表。次なる目標は、2011年以来となるアジアの頂点に立つことだ。負けられない戦いが続くセミファイナル以降も、彼女たちの活躍に期待がかかる。

 注目のセミファイナルは27日開催予定。日本の対戦相手はチャイニーズ・タイペイ代表かニュージーランド代表となっており、26日に行われるセミファイナル進出決定戦の結果によって決まる。

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