3時間前

Bリーグ島田チェアマンが富永&河村のNBA挑戦にエール…ファンとの交流への思いも語る

『島田のマイク』第194回が配信
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 7月18日、Bリーグ島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第194回が配信。海外挑戦を控える河村勇輝横浜ビー・コルセアーズ)と富永啓生にエールを送った。

 いみじくも男子日本代表国際強化試合「SoftBank CUP 2024(東京大会)」開催中に発表された、河村とメンフィス・グリズリーズ、富永とインディアナ・ペイサーズのエグジビット10契約。島田チェアマンは、NCAAやBリーグ、ワールドカップでの両選手の活躍にも言及しつつ、「NBAドラフトは難しくても、こういったチャンスはあるんではなかろうかと言われていましたし、私もそう思っていたので、驚きはなかったです。2人ともNBAに行くことを夢として強く持っていることはよく知っていたので、まずは挑戦権を得ることができたということをうれしく思っています。オリンピックでも結果を出しながら、また秋に渡米して挑戦すると思うので、少ない席をつかみ取れるように頑張ってほしい」とエールを送った。

 また、河村とは直接コミュニケーションをとってきたことも明かし、「BリーグからNBAに行く選手がどんどん増えていく、そんな状況を『自分が作ります』みたいなメッセージも来たりしていた。単に自分のことだけじゃなくて、“2030年までにBリーグからNBA選手を5人作り出す”というビジョンも彼はわかっている。その第1号として自分がやるんだ!みたいな感覚で道を切り開く観点もある。やっぱり彼は常に一段高いところを見ていましたね」と、若くしてBリーグの顔となった河村を称賛。「アメリカに挑戦した時は応援に行くということを約束しているので。頑張って欲しい。渡米した際には2人とも見てきます」と話した。

 番組の後半では、リスナーから届いた手紙やファンとの交流についての話に。まずは、島田チェアマンが出演したキングコング・西野亮廣氏のYouTubeチャンネル「ニシノコンサル」の動画を見たリスナーから、Bリーグの経営哲学に迫る手紙が届いた。島田チェアマンは「YouTubeはかなり評判が良くて。西野さんと飲んだ時に聞きましたけど、スポーツビジネス界隈の方たちであったり、西野さん周辺のエンタメ界隈の人も相当見ているらしいということは聞きましたよね」と、プロモーションとしても成果があったという動画の反響を語った。

 さらに、別のリスナーからは、先日の配信で島田チェアマンがファンと交流したいと発信していたことに対し、千葉ジェッツブースターから誘いの手紙が届いた。島田チェアマンは誘いに対して喜びつつも、「単なる飲み会をしたいってことじゃなくて、やっぱりファンの皆様との距離感というか、今のクラブだったりリーグに対する感覚みたいなことを直に感じたいし聞きたいんですよね。千葉Jの社長時代にそういうことをやっていたので、今は私がその感覚を常に持っていたいなと。色々な判断をする立場として、その感覚を持っていないといけないなと思うことが多くて。なので、自分から飛び込んでいこうかなと思っている」と、Bリーグ経営においてファンの声を聞くことに重きを置いていきたい考えを示した。

 また、『島田のマイク』配信200回記念の公開収録が8月21日に都内某所で予定されていることも告知された。島田チェアマンは「ファンの皆様が来てくれて、一緒に飲み会をしてる様子をライブ配信するぐらいの感じでもいいんじゃないかなと思っているぐらいなんですよ。そのくらい自然体でいいんじゃないかな」と、ファンとの距離感を縮めたいという思いを強調した。

 今回のエピソードでは、男子日本代表国際強化試合「SoftBank CUP 2024(東京大会)」での盛り上がりや、青森ワッツの公式マスコットキャラクターであるクイッキー・デッチのブランケットが全国的に広がっているという現象についても触れた。

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