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3つの“夢のアリーナ”で観戦…島田チェアマン「Bリーグの勢いをガツンと感じた」

「島田のマイク」第207回が配信
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 10月17日、Bリーグ島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第207回が配信。『りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON』開幕に合わせ全国各地を巡った様子や、新アリーナの印象について語った。

 まず10月3日に行われた先出し開幕戦の群馬クレインサンダーズvs広島ドラゴンフライズで開幕宣言を行い、注目の一戦を目にした島田チェアマン。2026年から始まる『B.革新』に向け、トップリーグとなるB.LEAGUE PREMIER(Bプレミア)参入への条件に欠かせない“夢のアリーナ構想”は、収容人数5000人以上でスイートルーム設置などの基準を満たさなければならないが、各チームが新アリーナ建設を進めるなかで、先んじて2023年4月に開業したのが群馬のホーム会場であるオープンハウスアリーナ太田である。その新アリーナでの観戦について島田チェアマンは「エンターテインメントとしての垢抜け感とファンのみなさんの熱狂感みたいなものは、群馬クレインサンダーズはすごいなと思いました」と、こだわりぬかれた演出と会場の作りに興奮を隠せない様子だ。

 次に島田チェアマンが向かったのは、2024年10月14日の長崎スタジアムシティ開業を前にハピネスアリーナでの初公式戦として開催された10月4日の長崎ヴェルカvsサンロッカーズ渋谷。島田チェアマンはスタジアムシティの建設時点から視察に行っていたそうだが、完成したサッカースタジアムとバスケットアリーナが隣接する壮大なプロジェクトに改めて感銘を受けたという。

「(完成したスタジアムシティを見て)もう街づくりになっちゃっているなという風に思いました。同じ敷地内にあるアリーナで長崎とSR渋谷の試合も見させていただきましたけど、今回ご招待でいわゆるスイートルームに行かせていただいたんです。でもね、スイートルームが2階にあるんですよ、これはたぶん唯一ですね。臨場感を、というコンセプトで作られているんですが、少なくとも私は初めて見ました」

 10月5日は、来年1月に『りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2025 IN FUNABASHI』の開催が予定されている、LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ東京ベイ)で千葉ジェッツvs宇都宮ブレックスを観戦。NBAから移籍してきた渡邊雄太千葉ジェッツ)のBリーグデビューを目撃した。島田チェアマンは「1万人弱がアリーナに入っているエンタメは迫力ありますよね」と会場の熱気を伝えつつ、試合の内容について「いきなりオーバータイムですからね。SNSでも上がっていましたけども、いきなりファイナルかっていうぐらいのがっちがちの試合でしたから」と、その白熱ぶりを伝えた。

 それぞれの個性を備えた“夢のアリーナ”3カ所を開幕節で巡った島田チェアマンは、「改めて私が言うのもなんですけど、手前味噌ですがBリーグの勢いをガツンと感じましたよね。“夢のアリーナ”は沖縄と佐賀も含めてまだ5つでしょ。(夢のアリーナが)数年で25カ所までいくのってどれだけすごいんだ、みたいな声をいただいて。ますます期待感が醸成されたなということは、皆さんとお話をして感じましたね」と、Bリーグの勢いについて語った。

 今回のエピソードでは、10月17日に発表されるBプレミアライセンス交付クラブについてや、新シーズンへの意気込みなどについても語られた。

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