2025.05.13

BリーグのEASL出場枠が3枠に増加…“天皇杯優勝”琉球の出場決定

天皇杯を制した琉球ゴールデンキングス[写真]=古川剛伊
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 5月13日、東アジアのバスケットボールクラブチームNo.1を決める『東アジアスーパーリーグEASL)』は、天皇杯の優勝クラブがBリーグ代表3枠目として『EASL 2025-26シーズン』に出場することを発表した。

 これまでは、Bリーグファイナルに進出した2クラブが次年度のEASLに出場していたが、来シーズンからはBリーグの優勝、準優勝クラブに続き、天皇杯を制したクラブにも出場権が与えられることに。この結果、「第100回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」を制した琉球ゴールデンキングスEASL出場が決まった。

 なお、琉球がBリーグファイナルに進出した場合は、天皇杯の準優勝チームであるアルバルク東京がBリーグ代表3枠目として来シーズンのEASLに出場。今回は適用されないが、天皇杯の決勝進出クラブが揃ってBリーグファイナルに進出した場合には、Bリーグセミファイナルで敗退したチームのなかで、チャンピオンシップ出場順位が高いクラブに“EASL第3の出場枠”が付与されるという。

 EASLのヘンリー・ケリンズCEOは「近年の日本バスケットボールの成長は目を見張るものがあり、Bリーグは世界有数のリーグとして注目を集めています。今回の参加は、アジア各国のトップ選手たちを紹介していくという私たちの姿勢を、より鮮明に示すものです。この取り組みにより、EASLはアジアを代表するバスケットボールの舞台としての地位を一層高め、ファンの皆さまにこれまで以上に白熱した戦いをお届けしてまいります」とコメントした。

 今シーズンはBリーグを代表した琉球と広島ドラゴンフライズEASLに参戦し、いずれもマカオで開催されたファイナルフォーに進出。広島が初優勝を果たし、賞金100万ドルを手にした。2023-24シーズンの千葉ジェッツ、2024-25シーズンの広島に続くEASL日本勢3連覇へ。2025-26シーズンは3クラブにチャンスが与えられる。

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