
2025.06.22
6月25日から29日にかけて、NBAがアジア太平洋地域で初めて主催する高校生向け国際バスケットボール大会「NBAライジングスターズ・インビテーショナル」が、シンガポールのカラン・テニス・ハブで開催される。この大会には、元NBAスターのヤオ・ミンをはじめとする豪華ゲストの来場に加え、日本から男子の福岡大学附属大濠高校(福岡県)と女子の京都精華学園高校(京都府)が出場することが発表された。
この大会は、NBAが世界各国の若き才能を育成・発掘する新たな試みとして立ち上げたもので、バスケットボールとエンターテインメントを融合させた国際的イベントとして開催される。記念すべき第1回大会には、NBAオールスター出場経験を持つドマンタス・サボニス(サクラメント・キングス)や、2度のWNBAチャンピオンに輝いたローレン・ジャクソン(元フェニックス・マーキュリーほか)がゲストとして参加するほか、フェニックス・サンズの現役NBA選手ライアン・ダン、オソ・イゴダロ、さらには先日Bリーグのレバンガ北海道入りが発表された富永啓生も名を連ねる。
初日の開会式には、元NBAのスーパースターで元中国バスケットボール協会の会長のヤオ・ミン氏が登場予定で、会場を華やかに盛り上げる。また、ロサンゼルス・レイカーズのダンスチーム「レイカー・ガールズ」や、マイアミ・ヒートのマスコット「バーニー」によるパフォーマンスなど、観客を楽しませる演出も多数予定されている。
大会には、オーストラリア、中国、韓国、フィリピン、インドなど11カ国・地域の高校男女チームが参加予定で、各国のバスケットボール連盟やリーグと連携して選出された代表チームが競い合う。試合は6月25日から27日までが予選ラウンド(総当たり戦)、28日と29日にはトーナメント形式で準決勝と決勝が行われる。
競技だけでなく、選手たちはスキル開発プログラムや地域貢献活動、文化交流イベントにも参加することが予定されており、バスケットボールを通じた人間的成長も重視されている。特に優秀な選手は、今後NBAが主催する育成キャンプや国際的ショーケースイベントへの招待を受けるチャンスもあるという。
若き才能たちの技と情熱、そして世界のトップレベルと直に触れ合う機会が詰まった「NBAライジングスターズ・インビテーショナル」。世界の舞台で、日本の高校生たちがどのような活躍を見せるのか注目が集まる
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