2025.11.29
11月29日(現地時間28日)。ニューヨーク・ニックスのミケル・ブリッジズが、ミルウォーキー・バックス戦に先発出場した。198センチ94キロのウイングプレーヤーは、この試合でNBAキャリア通算574試合目となり、2018年から1試合も欠場することなくコートに立ち続けている。
デビューから1試合も欠場せずに500試合連続で出場したのはNBA史上6人目。ブリッジズが574試合まで記録を伸ばしたことで、テリー・タイラー(元デトロイト・ピストンズほか)と並び、NBA歴代3位タイに浮上。
ブリッジズの上にいるのはジャック・トワイマン(元シンシナティ・ロイヤルズ)の609試合連続、レッド・カー(元シラキュース・ナショナルズほか)の844試合連続のみ。ちなみに、タイラーは1980年代終盤、トワイマンとカーはどちらも1960年代中盤までプレーしていた選手のため、1990年代以降に限定すると、ブリッジズはNBAデビューから最長記録を残していることになる。
ただし、NBA入りからではなく、NBAキャリアにおける連続出場記録で見ると、AC・グリーン(元ロサンゼルス・レイカーズほか)が1986年から2001年にかけて1192試合という超人的な記録を樹立している。
この記録にはまだまだ遠いものの、ブリッジズは欠場せずに試合へ出場し続けているだけではない。直近4シーズンのうち、3度も合計出場時間でリーグトップに立ち、4シーズンすべてで2800分以上プレーしてきた。
フェニックス・サンズ、ブルックリン・ネッツ、現在はニックスと、所属チームが変わっても攻防両面で活躍するブリッジズは、現役最強の“鉄人”と言っていいはずだ。
2025.11.29
2025.11.29
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