2026.10.17
元NBAオールスターのアマレ・スタウダマイアー(元フェニックス・サンズほか)が、警察官として新たなキャリアをスタートさせる。10月16日(現地時間15日、日付は以下同)、『Sports Illustrated』など複数の現地メディアが報じている。
スタウダマイアーは14日、マイアミ・デイド・カレッジの警察官養成課程を修了し、今後はマイアミ・デイド郡の学校警察部門で勤務する予定だという。
現在43歳のスタウダマイアーは、2002年のNBAドラフトで全体9位指名を受けてフェニックス・サンズに入団。2002-03シーズンに新人王を受賞すると、NBAオールスターに6度選出されるなど、リーグを代表するビッグマンとして活躍した。ニューヨーク・ニックスでもプレーし、NBAでは通算846試合に出場して平均18.9得点7.8リバウンドを記録。2026年にはバスケットボール殿堂入りも果たしている。
そんなスタウダマイアーが警察官を目指したのは、幼い頃からの夢だったからだという。『Sports Illustrated』のインタビューで、本人は次のように語っている。
「子どもの頃からずっとなりたいと思っていたんだ。小学校の頃、将来何になりたいかを聞かれたとき、最初に答えたのが警察官だった」
また、警察官を目指した背景には、家族の存在もあったようだ。叔父が警察の幹部職を務めるほか、親族にも保安官代理や警察がいるほか、姉も警察官養成課程に在籍しているという。スタウダマイアーは、こうした家族の背景について「基本的には家族の伝統なんだ」と説明した。
今回の転身にあたり、スタウダマイアーは警察官養成課程で約10カ月半にわたる訓練を受けた。救急処置や防御技術、車両の運転、法律などを学び、計848時間に及ぶ訓練を修了。元NBAスターという立場であっても特別扱いを受けることなく、ほかの受講生とともに訓練や試験に取り組んだという。養成課程への貢献も評価され、表彰を受けた。
スタウダマイアーは、警察官という仕事に惹かれた理由として、地域社会に貢献できることを挙げている。NBAで長年にわたって活躍した元スターは、今後、学校警察部門での訓練を経て、地域の安全を守る仕事に携わることになる。
バスケットボール界で数々の実績を残した43歳が、幼少期から抱き続けてきた夢を実現させた。競技の第一線を離れた後も新たな挑戦を続けるスタウダマイアーの第2のキャリアに注目が集まる。
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