1時間前

「ジョーダンがきっかけをくれた。でも…」レブロンが「原点」と語る2人のレジェンド

レブロンがプレースタイルの原点を振り返った [写真] = Getty Images
バスケ情報専門サイト

 レブロン・ジェームズ(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)が、スティーブ・ナッシュとともに出演するポッドキャスト番組『Mind the Game』の最新エピソードで、幼少期に影響を受けた選手について語った。

「バスケットボールを始めた頃は、マイケル・ジョーダンが大好きだった。でも、自分が彼のようになれるとは思っていなかったんだ」

 シカゴ・ブルズで王朝を築いたマイケル・ジョーダンへの憧れを明かしたレブロンだが、自身のプレースタイルを形作ったのは別の選手たちだったという。レブロンは次のように続けた。

「マイケル・ジョーダンは、僕にバスケットボールを始めるきっかけを与えてくれた。でも、実際に僕のプレースタイルを形作ったのは、ペニー・ハーダウェイとグラント・ヒルだった」

 「ペニー」の愛称で知られるアンファニー・ハーダウェイは、1990年代にオーランド・マジックで活躍したポイントガード。201センチの恵まれた体格に加え、ボールハンドリングやパスセンス、得点能力を兼ね備え、ゲームメークとスコアリングの両面で存在感を発揮した。1993年のドラフトで全体3位指名を受けてNBA入りすると、シャキール・オニールとともにマジックの躍進を支え、1994-95シーズンには球団史上初のNBAファイナル進出を果たした。

 一方、グラント・ヒルはデューク大学でNCAAトーナメント連覇を経験し、1994年のドラフトで全体3位指名を受けてデトロイト・ピストンズに入団。ルーキーイヤーから平均19.9得点6.4リバウンド5.0アシストを記録し、ジェイソン・キッドとともに新人王に選ばれた。身長203センチのフォワードながら、ボール運びからパスを含め幅広い役割を担い、リーグ屈指のオールラウンダーとして活躍。1997年にはオールNBAファーストチームにも選出され、将来のリーグを代表するスーパースターとして期待を集めた。

 1990年代を代表する選手として活躍したペニーとヒルだが、ともにケガに苦しみ、全盛期の輝きを長く保つことはできなかった。それでも、優れた身体能力に加え、味方を生かしながら自ら得点も奪える多才さは、当時多くのファンを魅了した。自ら得点を量産するだけでなく、ボールを運んで攻撃を組み立てるレブロンのプレースタイルにも、2人との共通点を見いだすことができる。

 ジョーダンへの憧れを原点に、ペニーとヒルのプレーから自身のスタイルを形作っていったレブロン。NBA史に残る“キング”の現在の姿には、1990年代を彩った2人のレジェンドから受け継いだプレーのエッセンスも息づいているのかもしれない。

レブロン・ジェームズの関連記事

NBAの関連記事