
2024.09.16
オールスター選出経験もある元NBA選手のアイザイア・トーマスが、ユタ・ジャズ傘下のGリーグチームであるソルトレイクシティ・スターズと契約した模様。1月28日(現地時間27日、日付は以下同)に現地メディア『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。
トーマスは2011年にドラフト60位指名でサクラメント・キングスに入団しNBAデビュー。ドラフト指名順は最下位ながらもルーキーイヤーから活躍を見せ、2011-12シーズンのオールルーキー・セカンドチーム入りを果たし、ボストン・セルティックスに移籍した2016年と2017年には2年連続でオールスターに選出されている。身長175センチと小柄ながらも、闘志あふれるプレースタイルと得点力の高さでファンを魅了した名ポイントガードである。
2020年以降はケガと格闘しつつもGリーグでプレーを続け、ロサンゼルス・レイカーズやダラス・マーベリックスなどのチームと10日間契約を結びNBAに復帰している。2024年にも今回契約したスターズでプレーし、Gリーグの舞台で平均33得点をマークする活躍を続けた結果、同年3月にフェニックス・サンズとの契約を獲得した。
また、アイザイア・トーマスと言えば、2023年夏に行われた「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」で日本代表がフィンランド代表相手に大金星を挙げた試合で、25得点9アシストの活躍を見せた河村勇輝(メンフィス・グリズリーズ)にX(旧Twitter)で賞賛とエールの言葉を送っていたことも日本のファンにとっては馴染み深い。トーマスがX上で河村に送ったコメントは以下の通り。
「彼は最高だった!俺は見たぞ。小柄なポイントガードとして、俺たちは団結していこう!」
河村が2ウェイ契約選手として所属しているGリーグのメンフィス・ハッスルは、3月10日と12日にトーマス擁するスターズとの対戦を予定している。172センチの河村と175センチのトーマスによる直接対決が実現されるか、注目が集まる。また、トーマスはこれまでGリーグでプレーしたのちNBAのチームとの契約を勝ち取ってきているため、河村とトーマスがNBAのコートで対決する日も遠くないかも知れない。
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