2018.01.22

【NBA】オールスター級の成績を残すルー・ウィリアムズが88年のジョーダン以来となる好記録!

13年目の今季、キャリアベストのパフォーマンスを見せているウィリアムズ[写真]=Getty Images
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 ロサンゼルス・クリッパーズのルー・ウィリアムズが、1月21日(現地時間20日)のユタ・ジャズ戦で31得点7アシスト10スティールをマークした。

 試合には敗れてしまい、クリッパーズの連勝は6でストップしたものの、ウィリアムズ自身は今季14度目の30得点オーバーとなり、10スティールはフランチャイズ新記録となった。

 そして、1試合で30得点10スティール以上を記録したことで、約30年ぶりの快挙達成となった。現地メディア『ESPN』によれば、直近のNBAでこのスタッツを挙げたのは、MJことマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)だけ。ジョーダンは1988年1月30日(同29日)のニュージャージー・ネッツ戦で、32得点10スティールを記録していた。

通算3度のスティール王に輝いたジョーダン。88年には最優秀ディフェンシブプレーヤー賞も獲得している[写真]=Getty Images

 1月21日(同20日)終了時点で、クリッパーズは23勝22敗でウエスト8位。ウィリアムズはブレイク・グリフィン(平均22.4得点)を上回る、チームトップの平均23.4得点、アシストでも平均5.0本と主軸の役割を務めている。

 今季のウィリアムズはキャリアハイの平均得点、1試合50得点という大爆発、ベンチ出場ながら30得点以上を8試合で奪うといった見事なパフォーマンスを見せており、オールスターに選出されてもおかしくはない。

 また、ジャズとの試合を終えたウィリアムズは、現地メディア『ESPN』に対して「我々は非常に立ち直りが早いグループ。点差を離されてもハードに戦ったが、およばなかった。だが、とても立ち直りが早いグループだ」と語っており、プレー面だけでなくチームのリーダーの1人として存在感を発揮。

 先週末に、クリーブランド・キャバリアーズが獲得を狙っているという報道があったが、可能な限り、クリッパーズでキャリアベストのシーズンを過ごし、プレーオフでも爆発的な得点力を見せ付けてほしいところだ。

クリッパーズの一員として、プレーオフ進出を目指すウィリアムズ[写真]=Getty Images

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