2018.05.01
今季でキャリア20シーズン目をプレーしている39歳の大ベテラン、ダーク・ノビツキー(ダラス・マーベリックス)。平均出場時間こそ24.8分でキャリア2番目に少ないものの、欠場はわずか1試合のみで、ここまで出場した67試合すべてでスターターを務めている。
ただ、自身のキャリアにおいて“引退”という2文字が近づいているからか、ここ数年はノスタルジックな思いに駆られることもあるという。
そんな中、3月14日(現地時間13日)にマブスはニューヨーク・ニックスと対戦。ニックスの本拠地であるマディソン・スクエア・ガーデン(以降MSG)でプレーし、勝利を収めた。
ノビツキーは先発出場し、7投中3本の3ポイントシュートを決めるなど13得点6リバウンドを挙げ、勝利に貢献。マブスが所属するウエスタン・カンファレンスと、ニックスが所属するイースタン・カンファレンスのゲームはシーズンに2回のみ。ホームとアウェーでそれぞれ1試合組まれているため、ノビツキーは今季最初で最後となるMSGでのプレーを楽しんだ。
試合後、現地メディア『ESPN』に対して、ノビツキーはこんな言葉を残している。
「ここ(MSG)でプレーすることを寂しく思うだろうね。(MSGは)いつだって、プレーするには特別な場所。ここには独特な雰囲気と長い歴史がある。間違いなく、僕が最も寂しく感じてしまう場所さ。もう一度ここに戻ってプレーできるといいね。どうなるか見てみないとわからないけどね」。
世界最大の都市ニューヨークに位置するMSG。スポーツだけでなくコンサートなど数多くのイベントが行われているアリーナだが、MSGにはバスケットボールにおいて聖地と呼んでもいいほどのネームバリューがある。
ノビツキーは今季、ここまで平均12.4得点5.7リバウンド1.6アシスト。今年の6月20日(同19日)に40歳を迎えるのだが、3ポイントシュート成功率はキャリアベストとなる42.6パーセントを残している。
そのため、ノビツキーが今季限りで現役を引退せず、来季もマブスのユニホームに袖をとおしてプレーしている可能性は十分あるのではないだろうか。
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