2020.07.12
7月3日(現地時間2日)、複数の現地メディアは、ジュリアス・ランドルがニューオリンズ・ペリカンズと2年1,800万ドルの契約に合意したと報じた。
ロサンゼルス・レイカーズから制限付きフリーエージェント(FA)となっていたランドルだが、レイカーズはランドルがペリカンズと結んだ契約にマッチしないことを発表したため、ペリカンズ入りとなった。
206センチ113キロでパワーフォワードとセンターをこなすランドルは、キャリア4年を誇る23歳。今季は82試合(うち先発は49試合)にフル出場し、平均26.7分16.1得点8.0リバウンド2.6アシスト、フィールドゴール成功率55.8パーセントをマークした。また、ここまでのキャリアで通算5度のトリプルダブルを達成しているように、多彩さも備える好選手である。
3ポイントシュートは得意としていないものの、ランドルは強じんな肉体でインサイドのディフェンス陣形をこじ開けるパワーとスピードがあり、高確率で得点を挙げるレフティー。今年3月12日(同11日)に行われたクリーブランド・キャバリアーズ戦では、18投中14本のショットを決めるなどキャリアハイの36得点に加え、14リバウンド7アシスト2ブロックと大活躍を見せ、勝利の立て役者となった。
来季はペリカンズでケンタッキー大の先輩であるアンソニー・デイビスとコンビを組み、インサイドで大暴れすることが期待できる。ランドル自身もペリカンズと契約できたことに興奮しており、自身のツイッターで「すごくエキサイトしている! 将来についてもわくわくしているよ。さぁ、やってやろうぜ!」と投稿していた。
ペリカンズではスターター起用が濃厚で、プレータイムも平均30分以上が見込めるため、来季ランドルがキャリアハイの成績を残したとしても、決して驚くことではないだろう。

ケンタッキー大の先輩デイビス(右)と後輩ランドル(左)による新生デュオに期待がかかる[写真]=Getty Images
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