2018.08.26
今夏、プレーヤーオプションを破棄して制限なしフリーエージェント(FA)となったレブロン・ジェームズが、ロサンゼルス・レイカーズへの移籍を決断。
レイカーズのバスケットボール運営部門代表を務めるアービン“マジック”ジョンソン(元レイカーズ)が熱心にレブロンを説得し、見事に口説き落とすことに成功したと言っていいだろう。
一方、レブロンはカリフォルニア州に家を2つも所有しており、家族にとっても良い環境だったことがこれまで現地メディアによって報じられてきた。
そんな中、7月30日(現地時間29日)に現地メディア『UNINTERRUPTED』がレブロンのビデオメッセージを送っていた。
.@KingJames. More than an athlete. pic.twitter.com/aZGthMCEBv
— UNINTERRUPTED (@uninterrupted) July 29, 2018
レブロンは「(レイカーズ入りは)私にとって、まるで夢が実現したかのような気分です」と口にすると、さらにこう続けている。
「レイカーズという歴史的なフランチャイズに加わることができました。私は今、マジックをはじめとする、幼い頃に憧れていた偉大な方たちとパートナーになっています。これまでやってきたことが実を結ぶことになりました。タイミングこそがすべてなのだと私は思います」。

コービー(右)のようなレジェンドからアドバイスを得ることができる環境を手に入れたレブロン(左)[写真]=Getty Images
ボストン・セルティックスの17回に次ぐ、NBA史上2位となる16度の優勝を果たしたレイカーズは、レブロン自身が語ったように、歴史的なチームの1つ。このチームにはマジックやコービー・ブライアント(元レイカーズ)といった多くのレジェンドたちがプレーし、数々の偉業を成し遂げてきた。
レブロンはキャリア15シーズンで、NBA歴代4位となる平均27.15得点に加え、7.4リバウンド7.2アシストを記録する歴代最高級のオールラウンダー。優勝3度、シーズンMVP4度、ファイナルMVP3度をはじめとするこれまでの功績は申し分ない。もし仮にレイカーズで優勝を達成することができなくとも、将来のバスケットボール殿堂入りは確実だろう。
といっても、33歳のレブロンがすぐさま衰えるとは到底考えられない。レイカーズという新たな環境で、レブロンのプレーはさらに円熟味を増し、唯一無二の選手へと進化していくと期待したい。

ダンク一発で会場の雰囲気を激変させる影響力も健在なレブロン。今季の活躍も大いに期待したい[写真]=Getty Images
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