2018.09.22

サンズから解雇されたPG、タイラー・ユリスがウォリアーズと契約へ

キャリア2シーズン目を終えたユリスは178センチ68キロのポイントガード[写真]=Getty Images
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アウトサイドシュートとサイズの面を考慮すると開幕ロースター入りは微妙か

 9月22日(現地時間21日)、現地メディア『The Athletic』はタイラー・ユリスゴールデンステート・ウォリアーズと1年契約を結んだと報じた。

 2016年ドラフト2巡目全体34位でフェニックス・サンズから指名されたユリスは、昨季までの2シーズンをサンズでプレー。計132試合(うち先発は58試合)に出場し、平均21.1分7.6得点1.7リバウンド4.1アシストを記録。

 ユリスはサンズのエース、デビン・ブッカーと良好な関係を築いていたものの、今年6月末にサンズから解雇されていた。

 『ESPN』によると、ユリスの契約は1年で、最低年俸になるとのこと。ユリスは開幕ロースター入りを目指し、25日(同24日)から始まるウォリアーズのトレーニングキャンプに参加することとなる。

 だが、アウトサイドシュートに難があるユリスは、3ポイントシュート成功率が通算28.0パーセントでしかない。そして178センチというサイズを考えると、ウォリアーズのシステムにマッチしないという見方もある。

 そのため、ウォリアーズの一員として開幕を迎えるというよりも、プレシーズン期間中に他チームと契約を結び、今季を迎えることができれば理想の展開と言っていいだろう。

アウトサイドシュートの精度アップが、今後のキャリアを左右することになるだろう[写真]=Getty Images