2019.03.25
1月16日(現地時間15日)、フィラデルフィア・セブンティシクサーズはホームのウェルズ・ファーゴ・センターでミネソタ・ティンバーウルブズと対決し、149-107で快勝。
この試合でシクサーズはウルブズにわずか21秒間しかリードを許さず、42点差をつけて今季29勝目(16敗)を手にしてみせた。
昨年11月中旬にウルブズからシクサーズへと加入したジミー・バトラーにとって、古巣との対決は並々ならぬ思いがあったという。バトラーは試合後、地元メディア『Philly.com』へこう語っていた。
「(ウルブズには)何人か、一緒にプレーしてきたチームメートがいた。だがトラッシュトークばっかりしてたわけじゃない。俺はそういうのをあまり好まないんだ。でも彼らを打ち負かすことができて良かったね」。
この試合でバトラーは19得点3リバウンド4アシスト2スティール1ブロックをマーク。そしてジョエル・エンビードがゲームハイの31得点13リバウンド、ベン・シモンズが20得点11リバウンド9アシスト3ブロックを挙げるなどの猛攻を見せてた。バトラーは言う。
「俺は心底彼らを倒したかった。だがそれはどのチームに対しても言えること。それは間違いないね。それにホームで勝利することはいつだっていいもの。大差を付けて勝てればなおさらさ。主力を休ませることもできるからな。俺はウルブズに限らず、どんな相手だろうと勝ちたいんだ」。
闘争心を前面に出して戦うバトラーは、古巣との初戦に快勝したことで多少の満足感を得ることができたことだろう。
なお、シクサーズはキャリア11年を誇るベテランスイングマン、コーリー・ブリュワーと10日間契約を結び、ウルブズ戦で早速デビュー。約8分のプレータイムで3得点2リバウンド2アシスト1スティールを記録している。
ウルブズ戦を終えてイースタン・カンファレンス4位の29勝16敗を記録するシクサーズは、今後のプレーオフ出場争い、そしてプレーオフを勝ち上がるべく、ウイングの選手層に厚みを加えた。206センチのブリュワーは高さと長さを兼備しており、主にディフェンス面でシクサーズにプラスをもたらすはずだ。
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