2019.01.22

ロケッツがシクサーズに大敗を喫するも、新加入ケネス・ファリードが13得点をマーク

ロケッツデビュー戦で豪快なダンクや3ポイントを含む13得点をマークしたファリード[写真]=Getty Images
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「彼はエナジーとアスレティック能力を持ち込んでくれる」と指揮官も期待

 1月22日(現地時間21日)に行われたフィラデルフィア・セブンティシクサーズとヒューストン・ロケッツの試合は、第3クォーター終了時点でホームのシクサーズが94-63と大量リードを奪い、最終スコア121-93で快勝。

 シクサーズはジミー・バトラーが右手首の痛みのため欠場したものの、「俺は自分よりも良い選手と言われている選手と対戦することが大好きなのさ」と語ったジョエル・エンビードが32得点14リバウンド2スティール3ブロックの大暴れ。

 ジェームズ・ハーデンに20試合連続30得点以上となるゲームハイの37得点を奪われたものの、シクサーズは大差をつけてホームでロケッツを一蹴。「俺たちからすれば、最高に楽しかったね」と『AP』へ語った。

 勝利したシクサーズではエンビードのほか、ランドリー・シャメットが18得点、JJ・レディックが16得点、TJ・マッコネルが12得点、コーリー・ブリュワーが11得点2スティール2ブロック。さらにはベン・シモンズが9得点6リバウンド6アシスト2ブロック、ウィルソン・チャンドラーが9得点に14リバウンド3アシスト。

 一方のロケッツでは、ハーデンのほかにジェラルド・グリーンが18得点、ケネス・ファリードが13得点6リバウンドを挙げるも、第2の得点源エリック・ゴードンがフィールドゴール13投中成功わずか2本の計8得点と不発に終わった。

リバースとハーデンのアシストから豪快なダンクを何度もたたき込んだファリード[写真]=Getty Images

 大量ビハインドを背負ったことで、マイク・ダントーニHCは第4クォーターにハーデンをベンチで休ませた。「彼を休ませることはベストな起用方法ではないが、今日は(大差のため)彼を休ませることにした」とダントーニHCがコメント。

 ロケッツはこの日、ブルックリン・ネッツとのバイアウト(契約買い取り)が成立していたファリードと契約し、10日間契約を結んでいたジェームズ・ナナリーを解雇。ファリードは第1クォーター残り6分44秒にコートインすると、オースティン・リバースのパスからあいさつ代わりに強烈なダンクをたたき込むなど随所に野性味あふれるプレーを見せて“らしさ”を発揮。約23分のプレータイムでフィールドゴール7投中5本(うち3ポイントが2投中1本)成功を含む13得点は、デビュー戦としては十分及第点を与えられる成績と言っていいだろう。

 「彼はこのチームにエナジーとアスレティック能力を持ち込み、コートを駆け抜けることができる。我々のプレースタイルならば、(彼の長所を)うまく引き立てることができるだろう。そして彼は我々のチームに足りない部分を補完してくれると思う」とダントーニHCも期待を寄せている。

ハーデン(右)やリバースといったガード陣にとって、ファリード(左)は良いフィニッシャーとなりそうだ[写真]=Getty Images

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