2019.02.02

ウェイドとノビツキーが今年のオールスターゲームに特別ロースター枠として選出

NBAファイナルという頂上決戦で2度戦ったウェイド(左)とノビツキー(右)[写真]=Getty Images
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チームを初優勝へと導き、ファイナルMVPも手にしたウェイドとノビツキー

 2月2日(現地時間1日)、NBAコミッショナーを務めるアダム・シルバーが、18日(同17日)にスペクトラム・センターで行われる「NBAオールスターゲーム2019」における特別ロースター枠を発表。

 今回、シルバーがこの枠に選んだのは、今季終了後にNBAから引退することを表明しているドウェイン・ウェイド(マイアミ・ヒート)と、今季限りで現役引退が濃厚とされているダーク・ノビツキー(ダラス・マーベリックス)。

 シルバーはリリースの中で、「ダーク・ノビツキードウェイン・ウェイドは、NBAでもベストな特筆すべきスキルと意志、そしてプロフェッショナリズムを体現しています。さらに、彼らはコミュニティーへ深く献身してきましたし、世界中でバスケットボールを発展させることに尽力してきました。バスケットボールにおける世界的な祝祭として、NBAチャンピオンでありファイナルMVPも獲得した両者へ敬意を表するにはオールスターゲームが最も適しています」とコメントしている。

 ノビツキーは今季でキャリア21シーズン目をプレーする40歳の大ベテラン。2006年にはウェイド率いるヒートとNBAファイナルで激突(2勝4敗で敗退)。11年にはマブスへフランチャイズ史上初となるチャンピオンシップをもたらし、ファイナルMVPに輝いた。

 ウェイドはキャリア3年目の06年にヒートをフランチャイズ史上初の優勝へと導き、文句なしの働きでファイナルMVPを獲得。その後、12、13年には2連覇を果たし、ヒートが成し遂げた3度の優勝すべてに主力として貢献してきた。

2006年、ヒートに初のチャンピオンシップをもたらし、満面の笑みを浮かべたウェイド[写真]=Getty Images

両ベテランの選出により、レブロンとヤニスによるドラフトは3巡目まで!

 コミッショナーの提案により、ウェイドとノビツキーが加わったことで、2月8日(同7日)に行われるオールスターのドラフトでは、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)がキャプテンを務める「TEAMヤニス」と、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)がキャプテンを務める「TEAMレブロン」は、下記のような流れでドラフトを行うこととなる。
※チーム名は略称、所属は現地時間1月31日終了時点、順番はファミリーネームのアルファベット順

■ファーストラウンド(スターター枠)
ステフィン・カリー(ウォリアーズ)
ケビン・デュラント(ウォリアーズ)
ジョエル・エンビード(シクサーズ)
ポール・ジョージ(サンダー)
ジェームズ・ハーデン(ロケッツ)
カイリー・アービング(セルティックス)
カワイ・レナード(ラプターズ)
ケンバ・ウォーカー(ホーネッツ)

■セカンドラウンド(リザーブ枠)
ラマーカス・オルドリッジ(スパーズ)
ブラッドリー・ビール(ウィザーズ)
アンソニー・デイビス(ペリカンズ)
ブレイク・グリフィン(ピストンズ)
ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ)
デイミアン・リラード(ブレイザーズ)
カイル・ラウリー(ラプターズ)
クリス・ミドルトン(バックス)
ディアンジェロ・ラッセル(ネッツ)
ベン・シモンズ(シクサーズ)
クレイ・トンプソン(ウォリアーズ)
カール・アンソニー・タウンズ(ウルブズ)
ニコラ・ブーチェビッチ(マジック)
ラッセル・ウェストブルック(サンダー)

■サードラウンド(特別枠)
ダーク・ノビツキー(マーベリックス)
ドウェイン・ウェイド(ヒート)

2011年、マブスを初優勝へと導き、歓喜に沸くマブスとノビツキー(中央)[写真]=Getty Images

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