2019.02.02
12月14日(現地時間13日)に行われたフェニックス・サンズ戦で、ダラス・マーベリックスのダーク・ノビツキーが今季初出場を果たした。
今年4月に足首を手術し、その回復が遅れていたノビツキーは、プレシーズンゲームも出場せずにここまで欠場を続けていた。今週に入ってから、リック・カーライルHCが「(復帰は)着実に近づいている」とコメントを残し、27試合目にして復帰となった。
ノビツキーは第1クォーター残り3分27秒でディアンドレ・ジョーダンと交代してコートに登場すると、残り2分41秒にバンクショットでジャンパーを沈めて今季初得点。残り33.0秒には3ポイントも放ったが、こちらはミス。
The 🐐 is back. pic.twitter.com/iwTGt3r8C5
— Dallas Mavericks (@dallasmavs) December 14, 2018
この日のノビツキーは、6分10秒のプレータイムで2得点1リバウンドをマーク。試合はホームのサンズが99-89でマブスに勝利し、連敗を10で止めたのだが、ノビツキーは新たな記録を樹立した。
1998-99シーズンからマブス一筋でプレーするノビツキーは、この試合で同一チームにおいて21シーズン連続出場という史上最長記録を更新。昨季まではコービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)と並んで歴代最長タイの20シーズンだったノビツキーが、単独首位に躍り出たのである。
ノビツキーはこの試合で決めたジャンパーについて「ポストでボールを持って、マッチアップ相手と正対していた。『このチャンスを逃しちゃいけない』と思ったんだ。決めることができてうれしいよ」とチームのウェブサイトへコメント。3ポイントこそリングに嫌われてしまったものの、鮮やかなバンクショットとなったジャンパーについては「すごくいい感触だった。あの1本は決めかったんだ」と喜んだ。
今季のノビツキーは、おそらく今後もベンチスタートで効果的に得点を挙げることを求められるだろう。チームには驚異の新人ルカ・ドンチッチを筆頭に、デニス・スミスJr.やハリソン・バーンズ、ウェスリー・マシューズ、ジョーダンがおり、40歳のノビツキーがスコアリングリーダーになる必要はないからだ。
ノビツキーには徐々にゲーム感覚を取り戻してもらい、ベンチからチームを落ち着かせる存在として期待したい。そして、2016年を最後に遠ざかっているプレーオフの舞台に再び立っていただきたい。
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