2019.05.22
5月11日(現地時間10日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(3勝2敗)とヒューストン・ロケッツ(2勝3敗)によるウエスタン・カンファレンス・セミファイナルは第6戦を迎えた。
2勝3敗とシリーズ敗退に追い込まれたロケッツは、ホームのトヨタ・センターで第1クォーターからジェームズ・ハーデンやクリス・ポール、クリント・カペラがショットを決めてリードを奪いに行く。
対するウォリアーズは、ケビン・デュラントを右ふくらはぎの肉離れのため欠く中、クレイ・トンプソンやドレイモンド・グリーン、アンドレ・イグダーラを中心に応戦。前半は両チームが互いに点を取り合い、57-57の同点で試合を折り返す。
迎えた後半。ロケッツはカペラのダンク、エリック・ゴードンの3ポイントで主導権を握ろうとする中、イグダーラが3ポイントを放り込むと、前半放った5本のショットをすべてミスしていたステフィン・カリーがレイアップを決めて初得点。イグダーラがまたもや長距離砲を沈めていくも、ポールの2連続3ポイントでロケッツがリードを奪う。
第3クォーター残り2分14秒にカリーの3ポイントが決まってウォリアーズがリードするも、ネネ、ポールがショットを決めてロケッツがリードを奪い返し、5点リードで最終クォーターへ。
ロケッツがリードを保持する中、ウォリアーズは第4クォーター残り7分44秒にショーン・リビングストンのショットで同点に追いつく。その後ハーデンとカリーが点を取り合い、僅差の攻防が続く中、グリーンのアシストからケボン・ルーニーがレイアップ、カリーが3ポイントを決めてウォリアーズがリード。
そして残り36秒。イグダーラのアシストからトンプソンがこの日7本目の3ポイントを放り込む。これで6点リードを手にしたウォリアーズは、ハーデンとPJ・タッカー、オースティン・リバースの3ポイントでロケッツが必死の追い上げを見せる中、カリーがフリースロー8本を着実に決めて最終スコア118-113でウォリアーズの勝利。同点15回、リードチェンジ21回に及んだ激戦に終止符を打ち、4勝2敗でロケッツとのシリーズを制した。
「今夜のようなゲームは、自分のことを信じていなければ起こることじゃない」と試合後に明かしたカリー。前半を無得点で終えた男は、第4クォーターで23得点を挙げるなど後半だけで33得点と大爆発。5リバウンド4アシストもマークし、5年連続のカンファレンス・ファイナル進出に大きく貢献。
ウォリアーズではカリーのほか、トンプソンが27得点2ブロック、イグダーラが5本の3ポイント成功を含む17得点に5スティール、ルーニーが14得点5リバウンド、リビングストンが11得点、グリーンが8得点10リバウンド7アシストをマーク。
チームトップの平均33.2得点を挙げていたデュラント不在について、「これまでプレーしてきた中でも最高の選手の1人であり、世界最高のスコアラーを失った時、彼がやってたことを完璧に埋め合わせることなんてできないもの」とトンプソンは語るも、「彼の欠場を機にそれぞれがステップアップして、互いに助け合うことはできる」とこの日の勝因を明かした。
また、スティーブ・カーHCは5本の3ポイントとスティールを記録したイグダーラを絶賛。「この試合、我々はアンドレの活躍なしに勝つことはできなかったと思う。彼は攻防両面において、このチームに多大な貢献をしてくれた」と語った。
一方のロケッツは、ハーデンが35得点8リバウンド5アシスト4スティール、ポールが27得点11リバウンド6アシスト、タッカーが15得点3スティール、カペラが10得点10リバウンドを挙げるも、打倒ウォリアーズは今季もかなわず。
ハーデンは「俺たちは数多くのチャンスがありながら、手からこぼれ落ちてしまった。そんなことをやってしまっては、敗者として終わってしまうものなんだ」と口にし、悔しさをにじませながら今季を終えた。
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