2019.06.05
NBA史上4チーム目となる3連覇を目指す王者ゴールデンステイト・ウォリアーズは、ヒューストン・ロケッツとのカンファレンス・セミファイナル第6戦を118-113で制し、5年連続のカンファレンス・ファイナル進出を決めた。
ロサンゼルス・クリッパーズとのファーストラウンド第2戦でデマーカス・カズンズが左大腿四頭筋を断裂して戦線離脱、ロケッツとの第5戦ではKDことケビン・デュラントが右ふくらはぎの肉離れでロケッツとのシリーズ絶望となる中、第6戦でチームトップの33得点を挙げたステフィン・カリーはこの試合を迎えるまでのチーム状況についてこう明かした。
「ここ24、48時間というもの、僕らはKD不在の中でやるべきことと、やってはいけないことについて話し合ってきた。このプレーオフで、彼は信じられないパフォーマンスを見せていたからね。もし彼がいなかったら、僕らは第6戦でシリーズを決する機会をつかむことさえできなかったと思う」。
そして「ちょっと変かもしれないけど、僕らは自分たちが成し遂げてきたことを疑っている人たちに対して、それが間違っているということを証明する機会を得たんだ」と言及。
デュラントは来週に再検査を受ける予定で、早ければ5月15日(現地時間14日)から始まるカンファレンス・ファイナル初戦から出場できる見込みとなっており、カズンズもプレーオフ期間中の復帰をあきらめてはいない。
「ここヒューストンで勝つことができたことで、ウエスタン・カンファレンス・ファイナルまで休息することができ、KDへ健康になるチャンスを与えることができたと思う。また1つ新たなチャンピオンシップを勝ち取るチャンスがあるんだから、スペシャルなことさ。彼はきっとホーム(シリーズ1、2戦)で復帰してくれるだろうから、次のシリーズが待ちきれないよ」とカリー。
もっとも、ロケッツとのシリーズ6戦で、カリーは平均23.8得点に4.7リバウンド5.0アシストこそ挙げたものの、フィールドゴール成功率は40.3パーセント、3ポイント成功率では27.9パーセントと、決して本調子ではなかった。
第6戦の前半も5本放ったショットすべてが空を切り、無得点に終わっていたことで、批判を受けたこともあった。「このシリーズで、僕は多くの雑音を耳にしてきたことは確かだ。それがポジティブだろうとネガティブだろうと、それらについては気にしていない。自分にどんなことができるか分かってるから、そういった話題を追いかけようとはしないよ」とカリー。
過去3度の優勝、2度のシーズンMVPをはじめ、いくつもの功績を残してきたカリーは、カンファレンス・ファイナルを前に自信満々にこう言い放った。
「これ以上、僕にモチベーションは必要ない。自分がどんな選手なのか、(周囲の声に)耳を傾ける必要もないと思ってる。僕は自分がどんな選手なのか、十分わかってるからね。それにそういったことで自分の自信が揺らぐことはない。今夜のようなゲームで勝ち切ることがチャンピオンであり、僕らは過去5年間ずっとやり続けてきたんだ。もっと優勝できるといいね」。
ウォリアーズの指揮官を務めるスティーブ・カーHCは、ロケッツとの第6戦後、会場に駆け付けたカリーの両親へ「ステフは多くの時間帯で、信じられないプレーを決めてくれる。それに彼は決して何かを恐れたりはしない。それがステフという男なのさ」と伝えたという。
「前半はかなりひどかったね」と第6戦を振り返ったカリーだが、後半だけで33得点をたたき出してみせた。コンビを組んで8シーズン目を迎えるクレイ・トンプソンは、「別に何のサプライズでもなかったよ」と切り出し、バックコートの相棒について「あの男は競争的で、チャンピオンだし、すばらしいハートの持ち主でもある。彼はこのチームのリーダーであり、信じられないほどすばらしい落ち着きを持っている」と絶大な信頼を寄せていた。
カンファレンス・ファイナルでウォリアーズと対決するのは、デンバー・ナゲッツとポートランド・トレイルブレイザーズによるシリーズの勝者。13日(同12日)に行われる第7戦で、次の対戦相手が決まることとなる。
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