2019.05.22
5月18日(現地時間17日)、トロント・ラプターズ(0勝1敗)とミルウォーキー・バックス(1勝0敗)によるプレーオフのイースタン・カンファレンス・ファイナル2回戦が、バックスのホームであるファイサーブ・フォーラムにて行われた。
試合は開始序盤、バックスがアグレッシブに攻撃を仕掛ける。エースのヤニス・アデトクンボが、外したシュートを自らプットバックダンクで叩き込んだのを皮切りに、今度はマルク・ガソルのシュートを豪快にブロック。さらに次のポゼッションでは、エリック・ブレッドソーからの見事なアシストを受けてゴール下でダンクを決めた。
バックスが流れを引き寄せて、ニコラ・ミロティッチ、クリス・ミドルトンらが3ポイントシュートを成功。攻守でラプターズを圧倒し、前半を39-64でハーフタイムを迎えた。
25点の点差を広げられたラプターズは後半から反撃。パスカル・シアカムのドライビングレイアップ、カワイ・レナードのバスケットカウント、ダニー・グリーンの3ポイントなどで13点差まで縮めていく。
しかし、バックスは落ち着いて再び得点を重ねて主導権を渡さず。危なげなくリードを広げ、ホームのファンが総立ちで拍手を送る中で、103-125で第2戦を勝利した。
ホームで2連勝をしたバックス(2勝0敗)は、アデトクンボが30得点17リバウンド5アシスト2ブロック、エルサン・イリヤソバが17得点、ミロティッチが15得点6リバウンド、マルコム・ブロングトンが14得点5アシスト、ミドルトンが12得点を記録。
開始からダイナミックなプレーを見せたアデトクンボは、『Sports Center』によると、バックスのプレーオフの歴史において、カリーム・アブドゥル・ジャバーに次ぐ25得点15リバウンド5アシストをマーク。試合終了後のインタビューにて以下のようにコメントを残した。
「主導権を握るためにメンタル面で準備をしていた。ホームを守りたかった。相手も攻めてくると思ったが、このゲームを制したかったんだ。次はトロントへ飛び、ゲーム3にこのまま挑むだけさ。同じエナジーを持って戦うだけだよ」
敗れたラプターズ(0勝2敗)は、レナードが31得点8リバウンド、カイル・ラウリーが15得点4アシスト、ノーマン・パウエルが14得点4リバウンド、グリーンが8得点4リバウンド、サージ・イバカが8得点10リバウンドをマーク。アウェイで2連敗を喫したが、ホームへ戻り、巻き返しを図る。
両チームの第3戦は5月20日(同19日)に、ラプターズのホームであるスコシアバンク・アリーナにて行われる。
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