2019.06.28
レブロン・ジェームズ擁するロサンゼルス・レイカーズは、リーグ最高級のビッグマンであるADことアンソニー・デイビス(ニューオーリンズ・ペリカンズ)をトレードで獲得すべく交渉を続けている。
現地時間6月13日、現地メディア『The New York Times』のマーク・スタイン記者は、リーグの情報筋から伝えられた情報として、レイカーズはデイビスを獲得すべく、ブランドン・イングラムとロンゾ・ボールに加え、6月21日(現地時間20日)に行われる今年のドラフト1巡目4位指名権をオファーしていると報じた。
キャリア3年目を終えた206センチのイングラムは、今季平均18.3得点5.1リバウンド3.0アシストをマーク。ボールはキャリア2年目を終えた198センチの長身ポイントガードで、今季平均9.9得点5.3リバウンド5.4アシスト1.5スティールを記録。どちらもまだ21歳と若く、今後の成長も見込める若手有望株である。
もっとも、同記者によると、ペリカンズはデイビスを手放す前に、3チーム以上を絡めたトレードをまとめたいと考えているという。
さらに、リーグの情報筋が『The Los Angeles Times』へ伝えたところによると、レイカーズがペリカンズとのトレードをまとめるためには、カイル・クーズマを加えることがマストなようだ。キャリア2年目を終えたクーズマは、206センチのパワーフォワードで、今季は平均18.7得点5.5リバウンド2.5アシストを残した23歳。
レイカーズ側としてはクーズマのトレードはなんとしてでも避けたいようだが、ペリカンズ側はトレードのパッケージにクーズマを入れることを望んでいると、同メディアが報じている。
デイビスのトレードが3チーム以上を絡めて成立するかどうかは微妙だが、もしレイカーズ側がクーズマの放出を決断した場合、7月1日(同6月30日)に幕を開けるフリーエージェント(FA)戦線を前に、大型トレードが成立する可能性はあると言っていいだろう。
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