2019.08.31

コービーがかつての相棒シャックに関して言及「12個のチャンピオンリングを獲得できたはずだ」

かつて対立しあった2人も、今では穏やかにジョークと笑顔を交わしている[写真]=Getty Images
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かつて支配的な存在だったコービーとオニール

 2000年から2002年にかけてNBAファイナルを制覇し、3連覇を達成したロサンゼルス・レイカーズ。しかし同時に、その中心的な存在であったスーパースター、シャキール・オニール(元マイアミ・ヒートほか)とコービー・ブライアント(元レイカーズ)の2人は、当時確執を抱いており、後に決別を果たすことになった話も有名だ。

 コービーがラスベガスにて行われた『PHP Agency convention』に出演し、「12個のチャンピオンリングを手に入れられるはずだった。オニールは最も素晴らしい選手になれたはずだった。もっとジムでトレーニングをしていればね」とコメント。「彼は無頓着だったんだよ。気に入らないやつで、けれど競争者だった。復讐に燃えていて、彼がもしジムにいてくれたらと思う。12個のリングを手にできたはずさ」と発言し、かつての相棒がアスリートでありながら、肉体管理がルーズであったことに言及した。

 一方、オニールはツイッターを通じて反論。コービーに対して、「12個のリングを獲得できただろうね。特に君が(デトロイト)ピストンズとのファイナルで、ボールをもっとパスしてくれていればね」と、若かりし頃のコービーがセルフィッシュであったことに関して触れた。

 その後はコービーもツイッターで、「シャックに対して確執はないよ。(かつてのように)対立しあうには、僕らは年を取りすぎた」と呟くと、オニールは「全然いいんだ、兄弟」と返信した。

 現役時代、袂を分かつことにはなったものの、後に互いに歩み寄ることで関係を修復したオニールとコービー。コービーの現役最終戦にオニールが駆けつけ、ジョークを言いあったり、笑顔を見せあったりするなど、関係は非常に良好に見える。今回の出来事に、多くのファンは果たしてどう感じたことだろう。

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