2019.10.22
リーグに幾度となく激震を与えた今夏のオフシーズンの大規模な動きは、数多くのチームで新たなデュオ(2人組)結成につながった。ブルックリン・ネッツは優勝経験のあるオールスター、ケビン・デュラントとカイリー・アービングを獲得。ロサンゼルス・レイカーズはアンソニー・デイビスの入団をようやく正式発表し、レブロン・ジェームズとのコンビが誕生した。しかし、その後のロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードとポール・ジョージの同時獲得、ヒューストン・ロケッツがラッセル・ウェストブルックのトレードを成立させ、ジェームズ・ハーデンと再びタッグを組んだというニュースは、さらに予想の遥か上を行くものだった。
長いNBAの歴史を鑑みれば、優勝に向けてスーパースターが1つのチームで合流し、協力しあうことはNBAでも1つの定説であると言っていい。しかしデュオを結成することがすべてではないことも事実であり、それについて言及した人物がいる。レイカーズで長年活躍したコービー・ブライアントだ。
『ESPN』によれば、コービーはスーパースターのデュオ結成が優勝の重要なファクターかどうかに関して、「問題はそれじゃない」とし、「重要視すべきは、2人の周りにどういったものを配置するかだ。そしてオフェンスとディフェンスのシステムで、何を遂行するかにかかっている」とコメント。また、「ビッグネーム2人を呼び込んで、彼らがお互いに力を合わせることができるかどうかを考えるかもしれない。しかし何より重要なのはどういったシステムを用いるか、そして残りの選手たちに対してどのように影響を与えられるかだ」と、戦術面の重要性に関しても言及した。
かつてコービーは20年のキャリアで5回のリーグ制覇を経験。自身の3連覇ではシャキール・オニール(元マイアミ・ヒートほか)と、2連覇ではパウ・ガソル(ポートランド・トレイルブレイザーズ)といった殿堂入りクラスのビッグマンとともにプレーをした経験がある。しかしそれと同時に、名将フィル・ジャクソンとテックス・ウィンターによる“トライアングル・オフェンス”を、数多くの優秀なロールプレーヤーたちとともに演出してきたのも事実だ。そういった経験があるからこそ、コービーはチームの要となるシステムの重要性に関して、今回は触れたのかもしれない。
楽天モバイルなら
追加料金0円でNBAが楽しめる!【PR】
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」を契約すると、通常4,500円(税込)の「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」で何と追加料金0円でNBAを楽しめます。
携帯キャリアを乗り換えず、「デュアルSIM」としての契約もおすすめ。最安料金は1,000円(税込)以下! 世界トップのバスケをお得に観戦できるチャンスをお見逃しなく。
八村塁の活躍を見逃すな!
世界最高峰のNBAを観るなら
WOWOWオンデマンドで【PR】
「WOWOWオンデマンド」とは、テレビやBS視聴環境がなくてもWOWOWのコンテンツを月額2,530円(税込)で楽しめるサービスです。
2019.10.22
2019.10.02
2019.09.18
2019.09.15
2019.08.31
2019.08.29