2019.09.17

今夏マブスに復帰したセス・カリーが今季に自信「僕は今、全盛期にある」

今夏ブレイザーズからマブスへと移籍したセス[写真]=Getty Images
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リバースHCの娘と結婚したセス「昨季よりも大きな役割を与えられると思う」

 世界的なスーパースター、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)を兄に持つセス・カリーは、今夏フリーエージェント(FA)となって2シーズンぶりにダラス・マーベリックスへ復帰した。

デューク大学時代のチームメート、リバース(左)とセス(右)は義理の兄弟となった[写真]=Getty Images

 セスは今夏、ロサンゼルス・クリッパーズのドック・リバースHC(ヘッドコーチ)の娘であるキャリー・リバースと結婚式を挙げた。これにより、父デル・カリー(元シャーロット・ホーネッツほか)に加えて義理の父親にリバースHC、義理の弟にオースティン・リバース(ヒューストン・ロケッツ)と、NBAファミリーの一員に。

 キャリア6シーズン目となる今季、マブスと高額契約を結んだセスはルカ・ドンチッチクリスタプス・ポルジンギスといった選手たちとプレーすることとなるのだが、9月17日(現地時間16日)に『Fan Sided』へ掲載された記事の中で、自信をのぞかせていたので紹介したい。

 昨季ポートランド・トレイルブレイザーズで74試合(うち先発は2試合)に出場したセスは、平均18.9分7.9得点1.6リバウンド0.9アシストに加えて3ポイント成功率45.0パーセントを残した。

 先月29歳を迎えたセスは「今シーズンを迎えるにあたって、僕は昨シーズンよりも大きな役割を与えられると思ってる」と口にすると、現状についてこう語っていた。

「僕はスターターであろうがベンチスタートであろうと、チームのプレーオフ進出のための手助けができることを楽しみにしている。毎年、僕は自分の役割を増やしていくことを模索しているんだ。僕は今、全盛期にある。このチームと似ている状況にあるんじゃないかな。いいプレーをすることで、(マブスを)プレーオフ出場へと導けるといいね」。

 17日にアルバルク東京馬場雄大がマブスからオファーを受けたと報じられているが、現状でマブスのロースターはそろっているため、トレーニングキャンプに参加してどのようなパフォーマンスを見せることができるかで、Gリーグ(テキサス・レジェンズ)なのか、NBAなのかが見えてくるだろう。

 だがセスはマブスでローテーション入りが確実視されている主力の1人。今季はドンチッチ、デロン・ライトらと共に、バックコートでチーム随一のシューターとして活躍してくれると期待したい。

抜群のシュート力を持つセスならば、マブスで平均2ケタ得点を挙げることができるだろう[写真]=Getty Images

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