2019.11.21

リラードがハーデンのスタイルに言及「ディフェンスが困難。彼には触れたくはない」

リーグを代表するスコアラーであるリラード(左)とハーデン(右)[写真]=Getty Images
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ハーデンの守備の難しさについてリラードが説明

 今季は開幕から凄まじいスコアリングパフォーマンスを続けているヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデン。11月21日(現地時間20日)の時点で平均39.2得点5.7リバウンド7.6アシストを記録し、すでに7試合で40得点以上を達成している。

 ハーデンは昨シーズンも歴史的な得点劇を見せ、平均36.1得点で2年連続の得点王に輝いているが、今季の勢いはさらにその上を行く可能性がある。そんな彼のオフェンスに関して、ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードが『NBC Sports』を通して以下のようにコメントした。

「(ハーデンの)ディフェンスが困難だ。彼がリングに向かってドライブを仕掛けてきた時は、彼には触れたくはない。彼が3ポイントシュートのモーションに入れば、シュートチェックのために間合いを詰めたくはない。なぜなら彼は足を前へ突き出し、フォロースルーした腕を自分の腕に絡めてくる。もしこういったタイプのジャッジに出くわしてしまったら、ディフェンスは厳しいものになる」

 フリースロー成功率88.2パーセントを誇るハーデンはドライブやプルアップ3ポイントを放つ際、巧みに相手プレーヤーからシューティングファウルを誘いだすことに長けている。ディフェンスする選手としては非常に守りにくく、場合によってはジャッジに対してフラストレーションを抱くこともあるはずだ。いずれにせよステップバック3ポイントだけではなく、ここまで貪欲に得点を稼いでいくハーデンのパフォーマンスを完全に攻略するのは、リーグトップの選手でも難しいことなのだろう。

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