2019.12.18

42歳のビンス・カーターが通算1,504試合に出場、ストックトンと並んで歴代4位タイへ浮上

来年1月末に43歳を迎えるカーター[写真]=Getty Images
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今季終了後にはノビツキーを抜いて歴代3位まで順位を上げることが濃厚

 12月18日(現地時間17日)。アトランタ・ホークスビンス・カーターがニューヨーク・ニックス戦でプレーしたことで、通算1,504試合目の出場となった。

 これにより、カーターはジョン・ストックトン(元ユタ・ジャズ)と並んでNBA歴代4位タイに浮上。

 前人未到のキャリア22シーズン目をプレーするカーターは、ニックス戦前の段階で22試合に出場して平均15.8分5.6得点1.9リバウンド1.0アシスト。ショット成功率全般でキャリアワーストに近い数字となっているカーターだが、コート上における働きは現役最年長の42歳とは思えないほどの貢献を見せている。

 16日(同15日)のロサンゼルス・レイカーズ戦。ホークスはリーグベストの戦績を残すレイカーズ相手に5点差の好ゲームを演じ、カーターは21分プレーして7得点1リバウンド2アシスト1スティール。

 出場時間における得失点差ではレブロン・ジェームズ(レイカーズ)と並んで両チームトップタイとなる+10をマーク。「我々はベストを尽くして競い合った。選手たちのことを誇りに思う」とロイド・ピアースHC(ヘッドコーチ)が語った言葉には、カーターへの称賛も含まれていると言っていい。

 来年の1月26日に43歳を迎えるカーターだが、9日(同8日)のシャーロット・ホーネッツ戦ではシーズンハイとなる17得点を挙げて勝利に貢献。6勝21敗でイースタン・カンファレンス13位タイに沈むホークスにおいて、貴重なベテランとして奮闘を続けている。

 今季終了後に現役引退が濃厚なレジェンドは、ケガによる長期欠場さえなければ、ダーク・ノビツキー(元ダラス・マーベリックス/1,522試合)の記録を上回り、歴代3位まで順位を上げることができるだろう。