2020.01.21

デイミアン・リラード、新加入のアリーザについて「僕らの力になってくれる」

ブレイザーズの絶対的なエースであるリラード（左）［写真］＝Getty Images

バスケットボールキング編集部

バスケ情報専門サイト

アリーザの能力と活躍に期待するリラード

　1月21日（現地時間20日）の時点で、戦績18勝26敗を記録してウェスタン・カンファレンスの11位に位置付けているポートランド・トレイルブレイザーズ。開幕からなかなか白星を重ねることができず、途中でベテランのカーメロ・アンソニーを獲得したが、勝率は5割を下回っている状態だ。

　リーグを代表するエリートガードのデイミアン・リラードとCJ・マッカラムを中心に、西の強豪球団の1つであるブレイザーズとしては、何としてでもここからプレーオフ圏内に入りたいはず。そのためチームの補強の一環として、19日（同18日）にサクラメント・キングスとトレードを行い、ブレイザーズはケント・ベイズモアとアンソニー・トリバー、将来のドラフト2巡目指名権2本を放出し、キングスからトレバー・アリーザ、ケイレブ・スワニガン、ウェニン・ガブリエルの獲得に成功した。

　現地記者であるケイシー・ホールダール氏によれば、リラードはこのトレードで加入したアリーザについて、「彼なら僕らの力になってくれると思う」とコメント。ブレイザーズの現状とアリーザの実力に関しては、「ここまで機能していないことがあって、僕らは多くの試合で勝つことができていない。彼の経験、3ポイントシュートとディフェンスのスキルセット……彼は4つのポジションを守ることができて、サイズもある。それらが僕らにとってとても大きな助けになるはずだ」と、話している。

　現在34歳でベテランのアリーザは、3ポイントとディフェンスを評価され続けてきたリーグを代表するウイングプレーヤー。かつて2009年にはロサンゼルス・レイカーズで優勝を経験しており、ここまで苦しむブレイザーズでの活躍が期待される。