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9月14日(現地時間13日)、ロサンゼルス・クリッパーズとデンバー・ナゲッツのプレーオフ西の準決勝第6戦が行われ、ナゲッツが111-98で勝利。前半はクリッパーズのカワイ・レナードとポール・ジョージのジャンパーが決まり、ハーフタイム突入間際にはルー・ウィリアムズが3ポイントシュートをヒット。47-63と大きくリードされたナゲッツだったが、ここから猛反撃へと転じる。
後半開始後もフリースローに3ポイントとクリッパーズのジョージは連続して得点を重ねていたが、ナゲッツはポール・ミルサップのレイアップや二コラ・ヨキッチのドライブからのフローターで応戦。さらにチーム全体でもフリースローを確実に決め続けると、最終クォーター序盤にトーリー・クレッグの3ポイントで逆転に成功。レナードとジョージが連続して3ポイントを沈めたが、マイケル・ポーターJr.の3ポイント、ジャマール・マレーのプルアップジャンパーが決まるなど形勢はナゲッツに傾いていった。そしてこのまま突き放したナゲッツが最大19点差をひっくり返し、シリーズの決着は第7戦に委ねられることになった。
勝利したナゲッツはヨキッチが34得点14リバウンド7アシスト、マレーが21得点5リバウンド5アシスト、ゲイリー・ハリスが16得点4アシスト、ポーターJr.が13得点7リバウンドをマーク。指揮官であるマイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)は、この日大活躍したヨキッチについて、「普段彼はあまりエキサイトするタイプではないが、我々が勢いに乗って彼ら(クリッパーズ)がタイムアウトした時、二コラは感情を爆発させていた。自分たちがいい状態であることを感じ取ったよ」と、コメントした。
ベンチからチームに貢献したポーターJr.も「今夜の二コラ・ヨキッチは世界最高の選手だったよ」と評し、マレーも「彼はディフェンスに視界を封じられているにもかかわらず、片足でステップバックフェイダウェイを何度も決めていたんだ。世界最高の選手だ」と、ヨキッチへ最大限の称賛を送った。
敗れたクリッパーズはジョージが33得点6リバウンド、レナードが25得点8リバウンド5アシスト、ウィリアムズが14得点、ジャマイカル・グリーンが11得点を記録した。
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