2021.03.19
キャリア4年目をプレーするジョン・コリンズは、アトランタ・ホークスでトレイ・ヤングに次ぐチーム第2の男という立ち位置でプレーしている。
23歳のビッグマンは、昨季平均21.6得点10.1リバウンド1.5アシスト1.6ブロックにフィールドゴール成功率58.3パーセントという好成績を残し、チームとのマックス額の延長契約を狙っていた。
だが12月22日(現地時間21日、日付は以下同)の期限までに契約合意には至らず、今季終了後に制限付きフリーエージェント(FA)になることとなった。2017年のドラフト組では、ボストン・セルティックスのジェイソン・テイタム、ユタ・ジャズのドノバン・ミッチェル、マイアミ・ヒートのバム・アデバヨ、サクラメント・キングスのディアロン・フォックスが最高額で延長契約を結んだだけに、コリンズとしては悔しい結末となった。
ホークスは昨年オフの大型補強に成功し、8日終了時点でイースタン・カンファレンス9位の4勝4敗。コリンズはここまでチーム2位の平均17.9得点に7.5リバウンド1.8アシストを残している。
そんななか、『The Athletic』は9日に公開した記事の中で、ホークスがコリンズへ4年約9000万ドル(約92億7000万円)という高額契約をオファーしていたと報道。テイタムにミッチェル、アデバヨのようにオールスター選出経験がなく、ヤングというエースがチームメートにいる環境を考慮すれば、現時点におけるコリンズには十分な契約と思えるが、コリンズは自身がマックス契約に値すると見ており、契約合意には至らなかったようだ。
そのため、コリンズにとって今季は来季以降の大型契約を締結するための重要なシーズンとなる。はたして、自身が望むマックス契約を手にすることができるのか。今季のパフォーマンスに注目していきたい。
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