2021.04.13
今シーズン、2010年以来となる2連覇を目指すロサンゼルス・レイカーズ。オフシーズンにはモントレズ・ハレルやデニス・シュルーダーなどの戦力補強を行い、新たなロスターで新シーズンに挑もうとしていた。
今季は開幕後、安定して勝利を重ね、たとえ連敗があってもすぐに修正をして連勝につなげるのは王者らしい戦いぶりだった。しかしシーズン中にスーパースターであるアンソニー・デイビスがアキレス腱炎で長期離脱。さらにレブロン・ジェームズも重度の足首の捻挫を患い、現在のレイカーズは2つの柱が抜けている状態だ。
その後戦績を落としていき、4月4日(現地時間3日)の時点では、レイカーズは31勝18敗とウェスタン・カンファレンスの4位に位置している。とはいえ残されたメンバーは奮闘し、アンドレ・ドラモンドも加入した。また『Hoops Rumors』によれば、マーキーフ・モリスは現状を受け入れたうえで、「僕らは自分たちのできることを理解しているよ」とコメントしている。
「昨シーズン、優勝してからは状況は一転し、誰も十分に休息を得ることができなかったんだ」と、語るマーキーフ。レイカーズは昨季10月なかばまでファイナルを戦い、そこからわずか2カ月ほどで今シーズンに挑まなければならなかった。「このチームのツートップは今ケガで出場できていない。でも彼らは十分に肉体を休めて戻ってくるよ」と、前向きな姿勢をみせた。
昨シーズン、レイカーズのスーパースター2人はケガを押してプレーすることが多かった。デイビスは肘や肩、膝にダメージを抱え、ファイナルでも足首を捻挫していた。レブロンも36歳と高齢であり、現在のケガから復帰するにあたっては慎重な判断が必要だろう。とはいえデイビスとレブロンも再びチャンピオンに輝くため、現在は徹底してリカバリーに努めていることだろう。
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