2021.08.16

クリッパーズとグリズリーズでトレードが合意、在籍4年のベバリーがグリズリーズへ

クリッパーズ最古参のベバリーがグリズリーズへ[写真]=Getty Images
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 8月16日(現地時間15日)。ロサンゼルス・クリッパーズとメンフィス・グリズリーズによる2チーム間でトレードが合意に達したと『ESPN』が報じた。

 クリッパーズはパトリック・ベバリーラジョン・ロンド、ダニエル・オトゥルを放出し、グリズリーズからエリック・ブレッドソーを獲得。3対1のトレードとなったのだが、同メディアのボビー・マークスによると、クリッパーズはこのトレードでラグジュアリータックスの支払い額を3000万ドル(約32億7000万円)減額することに成功。この部分がこのトレードの主な目的だと言っていいだろう。

 ブレッドソーはルーキーシーズンから3シーズン所属したクリッパーズへ9シーズンぶりの復帰。先月のトレードでニューオーリンズ・ペリカンズからグリズリーズへトレードで移籍していた31歳は、古巣へ帰還することに。

 オールディフェンシブチームに2度選ばれた実績を持つパワーガードは、昨季平均12.2得点3.4リバウンド3.8アシストを残している。

 一方、クリッパーズで4シーズン過ごしたベバリー、ベテラン司令塔のロンド、センターのオトゥルの契約はいずれも今季まで。ブレッドソーの契約が来季まで残っていたことから、グリズリーズは来夏にキャップスペースを大幅に空けることとなった。

 もっとも、現時点でグリズリーズのロースター枠は埋まっているため、今回のトレードで獲得した3選手は開幕までに再びトレードされることになるかもしれない。

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