2021.10.13

日本人対決とはならなかったプレシーズンマッチ…ウィザーズHCが八村の合流に期待

八村のチームへの合流について「まだ日程は決まっていない」と話したウィザーズ指揮官[写真]=Getty Images
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 10月13日(現地時間12日)、ワシントン・ウィザーズはトロント・ラプターズとプレシーズンゲームを戦った。

 ともに日本人選手の所属するチームとあって注目度も高かったが、ラプターズの渡邊雄太は左ふくらはぎの負傷が完治しておらず欠場。個人的な理由でウィザーズへの合流が遅れている八村塁も出場せず、両者欠場となった。

 試合は113-108でラプターズが勝利。ラプターズは、パスカル・シアカムやフレッド・バンブリートなど、主力陣が欠場するなか、マラカイ・フリンが22得点とチームをけん引した。

 一方、ウィザーズは新加入のカイル・クーズマが24得点7リバウンドと存在感を発揮。さらに、ダニエル・ギャフォードの14得点17リバウンドに加えて、モントレズ・ハレルが17得点、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープが15得点、スペンサー・ディンウィディーが10得点7アシストと、ほかの新戦力たちもそれぞれ活躍した。

 ウィザーズのウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチが試合後に会見を行い、その模様をクラブ公式Twitterが動画で伝えている。

 12日(現地11日)にワシントンD.C.へ到着したと報道のあった八村について「(塁がワシントンD.C.に)戻ってきてうれしい。彼がチームに合流するのが楽しみだ」とコメント。

 しかし、「まだ日程は決まっていない」とも話しており、八村がチームへ合流するには、もう少し時間がかかりそうだ。

 今月21日(現地20日)には、ラプターズのホームで開幕戦を迎える両チーム。新シーズンのスタートで早くも日本人対決となる可能性があるため、両者のコンディションには今後も注目が集まる。

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