2021.10.20
10月11日(現地時間10日)、ロサンゼルス・レイカーズはプレシーズンマッチでフェニックス・サンズをホームに迎えたが、結果は94-123と大差での敗北となった。この結果も合わせれば4日のブルックリン・ネッツ戦から4連敗となっており、まだ勝ち星を上げられていない。
今オフ、レイカーズは地元出身の大スター、ラッセル・ウェストブルックを獲得に成功。11日のサンズ戦ではスタメンで登場し、25分の出場で8得点2リバウンド5アシストをマークしたが、同時にターンオーバーを9つ犯してしまった。これを見るに、ウェストブルックはまだ新チームでのテンポ間をつかみ切れていないようだ。
手探りの続くウェストブルックだが、指揮官であるフランク・ボーゲルヘッドコーチが彼のパフォーマンスについて言及。ボーゲルHCは「彼のターンオーバーのいくつかは、彼があまりにアンセルフィッシュで、チームメートのお膳立てに急ぎすぎているからだ」と指摘しているという。
Frank Vogel says he thinks some of Russell Westbrook’s turnovers came from him being too unselfish and trying to set his teammates up early.
— Jovan Buha (@jovanbuha) October 9, 2021
ウェストブルックを獲得した際に懸念されていたのは、彼がボールを持ちすぎてチームの顔であるレブロン・ジェームズやアンソニー・デイビスといった他の選手にボールが回らないのではないかといったことだった。しかし、実際にはウェストブルックが優先して味方へのアシストを試みていると思われており、「らしくない」感覚もうかがわせる。
開幕まで約1週間となったNBAだが、果たしてウェストブルックの調整は間に合うだろうか。残るプレシーズン2試合、彼のパフォーマンスには注目が集まる。
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