2021.09.30

今夏ウェストブルックをトレードで手放したウィザーズGM「彼が言ってきたのは…」

今夏ウィザーズからレイカーズへ移籍したウェストブルック[写真]=Getty Images
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 今夏トレードでロサンゼルス・レイカーズへ移籍したラッセル・ウェストブルックは、昨季ワシントン・ウィザーズで自身4度目となる平均トリプルダブル(22.2得点11.5リバウンド11.7アシスト)を達成し、見事プレーオフへと導いた。

 在籍わずか1シーズンながら、ウェストブルックは昨季だけで38回ものトリプルダブルをマーク。ダレル・ウォーカー(元ブレッツほか/15回)を抜いてフランチャイズ史上最多回数も樹立。

 だが今夏に成立した5チーム間の大型トレードで、大学時代まで過ごしたカリフォルニア州を本拠地に置くチーム(レイカーズ)へ移籍し、今季はレブロン・ジェームズアンソニー・デイビスらと共にチャンピオンシップ獲得を目指す。

 9月30日(現地時間29日、日付は以下同)に『NBC Sports』へ掲載された記事の中で、ウィザーズのトミー・シェパードGM(ゼネラルマネージャー)はウェストブルックのトレードについてこう明かしていた。

「ラッセルが実際、このチームから去ることについて聞いてくることはなかった。彼が言ってきたのは『レイカーズへ行ければ最高だ。でもできないならここへ戻るよ』ということだけ」。

 ただし、シェパードGMが「(ロサンゼルス)クリッパーズはどうだ?」と聞いたところ、ウェストブルックからは「絶対に嫌だ」と返ってきたという。

 ウェストブルックがウィザーズでプレーしたのは1シーズンのみだったが、将来の殿堂入り選手がこのフランチャイズで爆発的なパフォーマンスを見せたことは事実。

 シェパードGMは「ラッセルはここにいられてハッピーだった。我々も彼がここにいてくれたことが非常にありがたかった」と語っており、決してフロントとの関係に亀裂が入ったわけではないということが見てとれる。

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