2021.11.03

ベンチから驚異的な活躍を見せるヒーロー「自分の仕事をやり通しているだけ」

ヒーローはここまでベンチから驚異的なスタッツを残し続けている[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 11月3日(現地時間2日)、マイアミ・ヒートは敵地でダラス・マーベリックスと対戦。6点ビハインドで迎えた第2クォーターに46得点でマブスを逆転すると、その勢いのまま試合後半も差を広げ125−110で勝利した。

 この試合、キャリア3年目のタイラー・ヒーローは逆転した第2クォーターに3ポイント3本含む15得点の大暴れ。ベンチスタートながらチーム2位のプレータイムで25得点をマークした。地元メディア『Miami Herald』によると、シーズン開幕から7戦での合計157得点は、2007年、マブスのジェイソン・テリーが残した156得点を抜く、ベンチスタート選手の最多記録だという。

 同サイトによると、この記録についてヒーローは「それはクールだね。つまり私は自分の役割を果たし、自分の仕事をやりとおしているだけで、まだ早すぎるよ」と語ったという。

 今シーズンここまで1試合平均22.4得点をベンチスタートから残し、先発以上の働きを見せるヒーロー。その証拠に1試合平均18.1本のシュートを放っており、出場時間平均31.6分はバム・アデバヨジミー・バトラーカイル・ラウリーについで4番目に多い。

 シーズン開幕前には同サイトに対し「僕に対して眠っている人ばかりだ。大勢の人の目を覚まさせてみせるよ」と意気込みを語っていたというヒーロー。今シーズン好調な開幕ダッシュを見せるヒートで今後どのような活躍を見せてくれるのか、目が離せない。

BASKETBALLKING VIDEO