2022.01.24
12日(現地時間11日)に行われたインディアナ・ペイサーズ対ユタ・ジャズ戦。試合はアウェーのペイサーズが111-100で勝利を収めたのだが、試合中には両チームのセンターであるマイルズ・ターナー(ペイサーズ)とルディ・ゴベア(ジャズ)がつかみ合いの乱闘が勃発した。
事の発端となったのは第4クォーター残り4分でのこと。ターナーがゴベアのシュートをブロックした際に、ターナーの服を引っ張り両者とも倒れこむ形に。しかしファールが吹かれることはなく、怒ったターナーが立ち上がるゴベアに体を当て小競り合いが始まってしまった。
この後、両名に加えてジャズのドノバン・ミッチェルとジョー・イングルズも退場処分を受けることとなったのだが、試合後にターナーは『The Athletic』の取材に対し、「あれはダーティなプレーだった。自分のために立ち上がったんだ」とコメント。ゴベアがノーファウルだったことについても、不満の声を漏らしている。
一方で、ゴベアは同メディアのトニー・ジョーンズ記者に対し「僕たちに戦うつもりはないよ。ケンカするような態度を取るのはやめたほうがいい」と言及。周りがはやし立てていると指摘しながらも、ジャージを引っ張った行為について明確な謝罪は見せなかった。
Rudy Gobert: we’re not going to fight. Guys need to stop acting like they are going to fight. It’s cool for the cameras but people know in two seconds there will be 20 security guards there. Guys need to stop acting like they are about that life when they aren’t
— Tony Jones (@Tjonesonthenba) November 12, 2021
退場処分となった4名についてNBAは、ゴベアに35,000ドル(約400万円)、ターナーに25,000ドル(約290万円)、イングルスに30,000ドル(約340万円)、ミッチェルに20,000ドル(約230万円)の罰金を課したと発表している。
2人が次に相まみえるのは年明けの1月9日だ。次はインディアナでの開催となるため、ゴベアにはブーイングが浴びせられるだろうが、今回のような騒動が起きないことを祈りたい。
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