新人王レースで先頭を走るキャブズのビッグマン、エバン・モーブリーが戦線離脱

キャブズで主力を務める新人モーブリー[写真]=Getty Images

　11月17日（現地時間16日、日付は以下同）。クリーブランド・キャバリアーズはエバン・モーブリーが右肘の捻挫のため2～4週間を欠場することになると発表した。

　モーブリーは16日に行なわれたボストン・セルティックス戦の第3クォーターで同箇所を捻挫して途中退場。今後は患部の治療を受けていく予定で、復帰までは約2～4週間を要するという。

　今年のドラフト1巡目3位でキャブズから指名された20歳は、213センチ97キロのビッグマン。開幕からここまで全15試合で先発出場しており、12日に『NBA.com』へ公開された今季のルーキーランキングでトップに立っていた。

　ここまで平均33.7分14.6得点8.0リバウンド2.5アシスト1.0スティール1.6ブロックを残しており、ルーキー全体でブロックが1位、出場時間と得点、リバウンドで2位を残している。

　キャブズはここまでイースタン・カンファレンス5位の9勝6敗と上々の戦績。だがモーブリーだけでなく、得点源コリン・セクストン（左膝）が長期離脱となっており、ケビン・ラブがここ8試合、ラウリー・マルッカネンはここ7試合をそれぞれ新型コロナウイルスの安全衛生プロトコル入りのため欠場と、戦力ダウンを余儀なくされている。

　モーブリーはすでに主力を務めているだけに、キャブズにとっては痛手となることは間違いない。