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2021.12.27
1999年10月にオープンしたステープルズ・センターが改称[写真]=Getty Images
11月17日（現地時間16日、日付は以下同）。カリフォルニア州ロサンゼルスにあるステープルズ・センターが今年の12月26日から「クリプト・ドットコム・アリーナ」へ改称すると発表した。
仮想通貨プラットフォーム企業である「クリプト・ドットコム」がネーミングライツ（命名権）を取得。契約期間は20年間で総額7億ドル（約798億円）になるという。また、 同企業はフィラデルフィア・セブンティシクサーズともパートナーシップ契約を結んでおり、同チームのユニフォーム左胸にはブランドロゴが入っている。
1999年10月にオープンしたステープルズ・センターは現在、NBAではロサンゼルス・レイカーズとロサンゼルス・クリッパーズ、WNBAのロサンゼルス・スパークス、NHLのロサンゼルス・キングスがホームアリーナとして使用しており、レイカーズとクリッパーズは今シーズン途中からホームアリーナの名称が変わることとなる。
カリフォルニア州パームデイルで生まれ育ったポール・ジョージ（クリッパーズ）は、改称について『The Washington Post』のベン・ゴリバー記者から聞かれ、こう話していた。
「俺はステープルズ・センターというのはプレーするための場所であり、これからもそうなんだと思って育ってきた。絶対に変だと思うだろうね。場所は同じなんだ。でもここの歴史を引き剝がしてしまうみたいだ…。好都合なのは、俺たちはここでそこまで長くはプレーしないということかな」。
クリッパーズは、イングルウッドに新たなホームアリーナを建設する計画が発表されており、2024年に完成予定となっている。だが約1カ月後に改称となるだけに、ファンやメディアだけでなく、選手たちも新たなホームアリーナ名に慣れるには時間がかかりそうだ。
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