2021.11.18

クレイ・トンプソンがコンタクトありの練習を開始、指揮官は「順調に前へ進んでいる」

3シーズンぶりの復帰に向けて前進を続けるトンプソン(中央)[写真]=Getty Images
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 昨年11月に右足のアキレス腱を断裂したことで、2シーズン連続で全休となったクレイ・トンプソン(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が、3シーズンぶりの復帰に向けてまた新たな一歩を踏み出した。

 11月17日(現地時間16日、日付は以下同)。トンプソンがコンタクトありの練習に参加できる許可が下りたと地元メディア『NBC Sports Bay Area』が報じており、5対5の練習も開始したという。

 同日にブルックリン・ネッツ戦を制した後、スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は「彼は(火曜に)5対5をプレーした。(木曜も)5対5をしていくと思う」と口にし、さらにこうも話していた。

「ジェームズ(ワイズマン)はまだ許可が下りていないが、クレイは下りたんだ。彼はこれからも続けていかないとね。この2年で、彼はものすごい努力をしてきた。リハビリだけじゃなく、我慢してきたし、体力面でも鍛えてきた。彼が5対5をプレーできているのはすばらしいことだ。だからといって、彼がNBAのフロアに立つ準備ができたわけではない。ただ、本当に順調に前へと進んでいる」。

 ウォリアーズは18日終了時点でリーグベストの12勝2敗。ステフィン・カリードレイモンド・グリーンという基盤は健在で、アンドリュー・ウィギンズやジョーダン・プールといった選手たちを絡めて、攻防両面でリーグ最高級の成績を残している。

 3シーズンぶりの復帰を目指すトンプソンが、最後にプレーしていた2018-19シーズンと同等のパフォーマンスを発揮できるかは保障できないものの、このチームに頼りになる男とビッグマンのワイズマンが加わることは、相手チームにとっては脅威でしかないだろう。

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