2021.11.18

カイリーの帰還を待つデュラント…テレビ司会者からは「心中お察しするよ」との声

親友のカイリーをコートで待つデュラント[写真]=Getty Images
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 11月18日(現地時間17日)にホームでクリーブランド・キャバリアーズと対戦したブルックリン・ネッツジェームズ・ハーデンの27得点を含む4名が20得点超えをマークし、今シーズン勢いに乗っているキャブスを109-99で下した。

 現時点で11勝5敗とイースタン・カンファレンス3位に位置しているネッツだが、相変わらず主戦力であるカイリー・アービングの復帰は不透明だ。それに伴って、接戦の試合ではケビン・デュラントの負担は大きくなっているが、2019年に大ケガを経験していることを考えれば少しでもプレータイムは短く抑えたいはずだ。

 そんなデュラントに、テレビ司会者のスティーブン・A・スミスが反応。ESPNのトーク番組『First Take』に出演した際、「心中お察しするよ、兄弟。デュラントはネッツに行ったことで判断を誤って、移籍を決めた日を後悔することになるだろうね」と強気なコメントをした。

 また、コートに姿を見せないアービングについて、スミスは「君がチーム選びを失敗した理由は、カイリーを信頼していたからだ。君はおいて行かれた。アービングは君を裏切った、完全に裏切ったんだ!」とまくし立てた。ネッツへの移籍を失敗とみなすのは早計だが、デュラントの予想とは違った状況になっているのも事実だろう。

 今シーズン、ハーデンの1試合平均得点が19.8得点に落ち込んでいることもあって、今こそ必要なのはアービングの圧倒的なオフェンススキルだ。NBA選手である以上、健康であるにも関わらず試合を避ければ、スミスのような批判が噴出するのももっともだが、コートに帰ってこない親友について、デュラントは一体何を思うのか。

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