2022.01.06
先月NBAが発表した75周年記念チームに選ばれたダーク・ノビツキーは、ダラス・マーベリックス一筋21シーズンをプレーしてきたレジェンド。
ドイツ出身の7フッター(213センチ111キロ)は、ビッグマンながらミドルレンジ、ロングレンジに加えて3ポイントも難なく沈めるシュート力があった。特にマッチアップ相手と距離を置き、タイミングをずらして片足で跳んでから繰り出すワンレッグフェイダウェイジャンパーは絶大な威力を発揮。コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)やケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)など、多くの選手たちがレパートリーに加えた。
通算1522試合(うち先発は1460試合)に出場したノビツキーは、キャリア平均20.7得点7.5リバウンド2.4アシストをマーク。レギュラーシーズンにおける通算1522試合、5万1368分のプレータイム、3万1560得点、1万1489リバウンド、1281ブロックなど、数多くのフランチャイズ最多記録を保持している。
プレータイムはNBA歴代3位、出場試合数は同4位、得点は同6位というすばらしい実績を残した男は、2011年にマブスをフランチャイズ初のNBAチャンピオンにも導いており、将来の殿堂入りが確実視されている。
18-19シーズン終了後に現役を引退し、今季からマブスのスペシャルアドバイザーに就任したノビツキーについて、11月19日(現地時間18日、日付は以下同)に『Substack』のマーク・スタイン記者が永久欠番入りに関して報道。
同記者によると、マブスは1月6日にホームのアメリカン・エアラインズ・センターで行なわれるゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で、ノビツキーが着用していた41番の永久欠番式典を開催することを計画しているという。
ノビツキーはマブス史上最高の選手だけに、永久欠番入りは誰もが納得するものだろう。マブスは今季で創設42シーズン目なのだが、意外にも永久欠番となったのは3選手のみ。
12番のデレック・ハーパー、15番のブラッド・デイビス、22番のローランド・ブラックマン(いずれも元マブスほか)しかいないため、ノビツキーはチーム史上4人目の永久欠番となる。
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