2021.12.01

復帰3戦目で11得点を挙げた渡邊雄太…「シュートに関してはすごく自信がある」

古巣相手に11得点を挙げた渡邊[写真]=Getty Images
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 12月1日(現地時間11月30日、日付は以下同)、トロント・ラプターズが本拠地でメンフィス・グリズリーズと対戦した。

 ラプターズに所属する渡邊雄太は、この試合が今シーズン3戦目の出場に。第1クォーター中盤にこの日はじめて出場すると、パスカル・シアカムのアシストから3ポイントシュートを成功。結局前半はシュート1本の成功に終わったが、後半は2本連続で3ポイントを沈めると、レイアップシュートも決めて今シーズン初の2ケタ得点を記録した。

 渡邊はこの試合でベンチ出場としてはチーム最長となる28分41秒の出場で、11得点6リバウンドをマーク。チームは惜しくも91-98で敗れたが、上々のパフォーマンスを披露した。

 試合後会見に応じた同選手は、「シュートに関してはすごく自信がある。最初の2試合はオフェンスで波に乗れなかったですが、試合勘が戻って来れば大丈夫だと思っていた。迷いなく打てているのは、自分の成長を感じられる」とコメント。自身の姿勢に満足感を得ているようだ。

 ふくらはぎの負傷で長らく離脱していた背番号18。復帰後の2戦では約13分の出場と慣らし運転をしていたが、この試合では倍以上となる約29分の出場に。「もともと体力はあるほうですが、長く休んでいたので体力は落ちていると思うし、足の痛みも完全には治っていない」というが、「プレーしながら治していきたいと思う」と、今後は負傷とうまく付き合いながら試合へ臨むという。

 復帰3戦目ながら、好パフォーマンスで存在感を発揮した渡邊。次戦は12月3日、昨シーズンの王者であるミルウォーキー・バックスとの対戦だが、どのようなプレーを見せてくれるのだろうか。

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