2021.12.06
12月1日(現地時間11月30日)、渡邊雄太が所属するトロント・ラプターズは、メンフィス・グリズリーズとホームで対戦した。
2連敗中のラプターズは、開始直後からグリズリーズに試合の主導権を握られる。それでも、中盤に渡邊が今シーズン3試合目となる出場を果たすと、ラプターズが連続得点を奪取。さらに、パスカル・シアカムのアシストから渡邊が3ポイントを沈め、2点差まで詰めることに成功する。しかし、その後は再び点差を離され、18-27で第1クォーターを終えた。
続く第2クォーターもプレータイムを伸ばす渡邊だが、ここでは放った3ポイントを決めきれず、チームも点差を広げられてしまう。ラプターズは39-50と、2ケタのビハインドを背負って試合を折り返した。
迎えた第3クォーター中盤、スコッティ・バーンズの長距離砲が決まると、交代で入ったばかりの渡邊が続けざまに3ポイントを沈め、ラプターズが追い上げを見せる。その後、渡邊はこの試合3本目となる3ポイントを決め、一時は1点差まで詰め寄る場面も。さらに、終盤にはラプターズの速攻レイアップが落ちたところを、渡邊が押し込み、この試合11得点目を記録した。
何度も1点差まで詰め寄ったラプターズだったが、逆転には至らず、67-70で第4クォーターを迎える。最終クォーターにも出場時間を得た渡邊だったが、終始グリズリーズにリードを守られ、ラプターズは91-98で敗れた。
勝利したグリズリーズは、ジャレン・ジャクソンJr.が25得点6リバウンド5ブロック、デズモンド・ベインが23得点7リバウンドをマーク。一方、ラプターズはシアカムが20得点6リバウンド5アシスト、バーンズが19得点7リバウンド、フレッド・バンブリートが15得点9リバウンドをマークするも、3連敗となった。
渡邊は今シーズン最長となる約28分のプレータイムを得ると、11得点6リバウンドをマーク。キャリアハイとなる8本の3ポイントを放つと、その内3本を沈め、存在感を示した。
■試合結果
トロント・ラプターズ 91-98 メンフィス・グリズリーズ
TOR|18|21|28|24|=91
MEM|27|23|20|28|=98
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