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2022.01.03
シモンズもスパーズ行きには同意か[写真]=Getty Images
今シーズンが始まってからというものの、さまざまなチームとのトレード案がうわさされているベン・シモンズ（フィラデルフィア・セブンティシクサーズ）。球団にとってもなかなか解決のできない状況が続いているが、話し合いは着々と進んでいるようだ。
現地の著名記者であるマーク・ステイン氏によると、5度の優勝を誇る古豪サンアントニオ・スパーズがシモンズのトレードについて、シクサーズと密接な協議を行っているという。
同氏によれば、シモンズ本人もスパーズへの移籍に前向きなようだ。ステインが運営するサイト『THE STEIN LINE』で、「自身を活かす使い方をスパーズが見つけてくれるなら、喜んでグレッグ・ポポヴィッチの下でプレーする」とシモンズが話していたと明かした。ポポヴィッチもシモンズを高く評価しているようで、ステイン氏はシュートに不安を抱える同選手を獲得しても、何の問題もないと言及した。
「彼の身体能力、バスケットボールスキル、ゲームへ理解度、アンセルフィッシュさ。彼はすでにエリートなのだから、彼がシュートを打てなくても誰も気にしないだろう」
かつては強固なディフェンスを売りにしていたスパーズだが、今シーズンは1試合平均失点が10日時点で107.7と下位に沈んでいる。ゲームメークとディフェンスが長所のシモンズが加われば、チームの守備をぐっと引き締めることが狙えるだろう。
シモンズのトレードが難航しているのは、シクサーズのダリル・モーリーが安売りを拒否していることにもある。ほかにも、CJ・マッカラム（ポートランド・トレイルブレイザーズ）とのトレードもささやかれているが、渦中のオールスターガードが行き着く先は一体どのチームになるのか。引き続き注目が集まる。
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