2021.12.21

スパーズのデジャンテ・マレーが今季リーグ最多タイの6度目のトリプルダブルを達成!

スパーズを引っ張るマレー[写真]=Getty Images
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 12月21日(現地時間20日)。サンアントニオ・スパーズは敵地ステープルズ・センターでロサンゼルス・クリッパーズを116-92で下し、今季戦績を12勝18敗とした。

「僕らはディフェンス面でどうプレーすべきか、ゲームプランを一貫して遂行したんだ。相手がどんなことができるのかは分かっているから、48分間を通して快適にプレーさせないようにしたんだ」。

 試合後にデジャンテ・マレーがそう話していたように、スパーズはクリッパーズのフィールドゴール成功率を38.6パーセント(34/88)、3ポイント成功率を28.1パーセント(9/32)に抑え込み、攻めては6選手が2ケタ得点と、的を絞らせないオフェンスを披露。

 特にマレーは24得点12リバウンド13アシストのトリプルダブルに4スティールと、攻防両面で大活躍。ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)と並んで今季リーグトップタイとなる6度目のトリプルダブルをマークした。

 今季30試合を終えて平均18.1得点8.5リバウンド8.6アシスト2.0スティールと、オールラウンドな成績を残す25歳のポイントガードは「僕はパスファーストな男であることに誇りを持っている。自分が得点できることも、ショットを打てることも知っている。でも僕としては、今はそのバランスを取ろうとしているんだ」と語る。

 なお、この日マレーは通算10度目のトリプルダブルに到達。NBA優勝5度を誇るスパーズというフランチャイズにおいて、マレーはデイビッド・ロビンソン(元スパーズ/14度)に次いでチーム史上2人目の2ケタ回数のトリプルダブルを達成した。

 スパーズは現在ウェスタン・カンファレンス12位ながら、10位のポートランド・トレイルブレイザーズ(13勝18敗)とは0.5ゲーム差で、プレーイン・トーナメント進出圏内まで肉薄しており、マレーを中心とした布陣で今後も勝利を積み重ねていくことができるか注目だ。

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